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J-GLOBAL ID：201502282006909790   整理番号：15A0265668

ラット血清中の11種類の成分を同時定量化するための高感度LC-MS/MS法の開発および漢方薬Shengmai注射液の薬物動態試験への応用

Development of a sensitive LC-MS/MS method for simultaneous quantification of eleven constituents in rat serum and its application to a pharmacokinetic study of a Chinese medicine Shengmai injection

著者 (4件)： ZHAN Shuyu (Pharmaceutical Informatics Inst., Coll. of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang Univ., Hangzhou, 310058, China; Dep. of ...) ,  SHAO Qing ,  FAN Xiaohui ,  LI Zheng
資料名： Biomedical Chromatography  (Biomedical Chromatography)
巻： 29  号： 2  ページ： 275-284  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： E0166C  ISSN： 0269-3879  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジゴキシンを内部標準物質(IS)に用いた,ラット血清中の11種類の成分,ギンセノシドRg1,Re,Rf,Rg2,Rb1,Rd,Rc,ophiopogonin(オフィオポゴニン)D,schisandrin(スチサンドリン),schisandrol(スチサンドロール)B,スチサンドリンBを同時定量化するための高感度LC-MS/MS法を開発し,その妥当性を検証した。血清サンプルを2段階液-液抽出法で前処理し抽出した。クロマトグラフィー分離はC₁₈分析カラムを用いて,0.02%酢酸水溶液と0.02%酢酸-アセトニトリルを移動相とした流速0.5mL/分の勾配溶出によって行った。MS検出はエレクトロスプレーイオン化源による多重反応モニタリングを用いて行った。全ての分析物について,検証濃度域で良好な直線性が観察され(r²≧0.9929),分析物の定量下限値はラット血清において0.044~1190ng/mLの範囲内であった。日内および日間精度は<14.2%であった。回収率で表した正確度は85.1~112.8%であった。抽出回収率は>75.8%であった。検証した方法はShengmai注射液を単回静脈投与した後のラットにおいて,全ての分析物に関する薬物動態試験に問題なく応用できた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ラット ,  *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  漢方製剤 ,  同時定量 ,  注射剤 ,  *サポニン ,  *四環トリテルペン ,  薬物動力学 ,  血清中濃度 ,  *リグナン ,  検証 ,  定量限界
準シソーラス用語： *LC/MS/MS ,  *ジンセノシド ,  分析法バリデーション ,  定量下限

分類 (3件)： 質量分析  (CC03013N) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  生薬一般  (GX06010Y)

物質索引 (1件)： オフィオポゴニンD

タイトルに関連する用語 (11件)： ラット ,  血清 ,  同時定量 ,  高感度 ,  LC-MS ,  MS法 ,  開発 ,  漢方薬 ,  注射液 ,  薬物動態試験 ,  応用