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J-GLOBAL ID:201502282046505527   整理番号:15A0548823

NMR分光法を用いた,スーパーキャパシタ電極でのイオン計数

Ion counting in supercapacitor electrodes using NMR spectroscopy
著者 (7件):
資料名:
巻: 176  ページ: 49-68  発行年: 2015年02月16日 
JST資料番号: C0377A  ISSN: 1359-6640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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19F NMR分光法は,スーパーキャパシタ電極でのアニオンの局所環境の検討や,充電時の吸着種個体数変化を定量化するために,利用されてきた。適用電位がない場合には,炭素ミクロ孔(インポア)内に吸着したアニオン種は,大きなメソ孔や粒子(イーエックスポア)間空間のものと,核非依存性化学シフト(NICS)によって,識別できた。吸着実験と二次元交換実験で,アニオンは,インとイーエックス孔環境間での,10Hzオーダーの交換速度をもつ,動的平衡にあることを確認した。異なる電荷状態で記録した19F in situ NMRスペクトルは,イン孔共鳴の強度とNICSにおける変化を示し,電荷貯蔵プロセスにより生じる吸着アニオンの個体数と局所環境の変化で説明できた。様々な電解質で得られた結果の比較から,幾つかの因子が,充電機構に影響していることが分かった。テトラエチルアンモニウムテトラフルオロホウ酸塩電解質に対しては,電極の正分極が,低濃度でのアニオン吸着により進み,増加したイオン交換は,高濃度電解質に対してより重要な役割を果たしていることが分かった。対照的に,電極の負分極は,双濃度に対するカチオン吸着により進行した。テトラブチルアンモニウムテトラフルオロホウ酸塩電解質に対しては,負電荷レジメでアニオン排除が観測された;これは,ポア内のより大きなカチオンの動き,アクセスの減少に帰され,イオン電荷を形成するためにアニオン排除を強めることとなる。著しいアニオン排除が,アルカリ金属ビス(トリフルオロメタン)スルホンイミド電解質に対する負電荷レジメでも観測され,より微妙な因子が充電機構に影響していることを示唆する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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静電機器  ,  NMR一般  ,  有機化合物の物理分析  ,  電池一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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