文献

J-GLOBAL ID：201502282214849725   整理番号：15A0492507

有限要素法解析(FEA)モデルによるHall-Heroultセルの電気的接続におけるエネルギー効率の向上にむけて

Towards improved energy efficiency in the electrical connections of Hall-Heroult cells through Finite Element Analysis (FEA) modeling

著者 (2件)： GUNASEGARAM D.R. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation, Private Bag 10, Clayton South, VIC 3169, AUS) ,  MOLENAAR D. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation, Private Bag 10, Clayton South, VIC 3169, AUS)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 93  ページ： 174-192  発行年： 2015年04月15日 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Hall-Heroult精錬法は,電解還元によるアルミナからのアルミニウム抽出の最も広く利用されている方法である。工程に使用される大量の電流と,典型的に大規模な生産量の組み合わせが,アルミニウム精錬を高エネルギー消費産業にする。従って,この部門におけるエネルギー損失の低減を目指すイニシアティブは,現在,大きな環境,経済,ならびに,政治で大きな関心を集めている。より厳しくなる排出規制とエスカレートする電力コストは,アルミニウムの一次生産を,将来,よりクリーンでより持続可能な方向に向かわせる駆動力を提供し続ける。この工程の最適化を目指すマルチフィジックスモデル(Multiphysics modeling)は,この産業のためのエネルギー効率的な解決策を可能する上で大きな役割を果たすことができる。本論文では,著者たちは,エネルギー効率的な電気的接続の設計に利用できるアノードアセンブリー(anode assembly)に関係する2つの先進的有限要素法モデルについて述べる。この徹底的で現実的なモデルを,エネルギー効率性に関する種々な予測の意義の検討を通して説明する。種々なパラメータのアノードアセンブリー全体の全電圧降下への相対的影響を定量化し,エネルギー消費と温室効果ガス排出量への対応する影響を計算する。エネルギー効率を高めるための再設計分野を特定する。これらのモデルは,関連するエネルギー集約的なプロセス,例えば,他の金属の精錬,または,金属採取にも適用できるであろう。先導的な多国籍企業所有の少数の溶解炉は,既に,そのプロセスを改善するためにモデルを利用している。より広範な精錬産業は,定量的で科学的なデータに基づくインフォームド・デシジョンを行うために,有限要素法(FEA)モデルを,その設計段階,ならびに,トラブルシューティング・イニシアティブの不可欠なパートにすることを検討すべきであると考える。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルミニウム製錬 ,  *電解採取 ,  エネルギー消費 ,  *エネルギー効率 ,  有限要素法 ,  数値解析 ,  温室効果ガス ,  温室効果ガス排出量 ,  モデリング ,  ボンディング【IC】 ,  アノード
準シソーラス用語： 有限要素法解析

分類 (2件)： 製錬  (WD02030A) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 有限要素法解析 ,  FEA ,  モデル ,  セル ,  電気的接続 ,  エネルギー効率