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J-GLOBAL ID：201502282228057597   整理番号：15A0671729

放射性セシウムで汚染した木質チップの再利用に係わる線量評価

Dose Estimation for the Reuse of Wooden Chips Contaminated by Radioactive Cesium

著者 (4件)： 高井静霞 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ) ,  関優哉 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ) ,  木村英雄 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ) ,  武田聖司 (日本原子力研究開発機構 安全研究セ)
資料名： 保健物理  (Japanese Journal of Health Physics)
巻： 50  号： 1  ページ： 50-66  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： G0814B  ISSN： 0367-6110  CODEN： HOKBAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放射性物質で汚染された物質の再利用は,被曝線量が自然放射線レベルに比較して十分に小さく,人体への健康影響が無視できる程度であれば,可能であると考えられる。本研究では,木材及び木質系廃棄物の再利用の評価を目的として,各用途における運搬から製品化までの一連の作業工程と公衆の最終的な製品の利用実態を調査し,測定結果に基づいて,作業者と公衆の評価すべき被曝経路を設定した。また,決定した評価パラメータの条件下で,被曝経路による線量を計算し,濃度基準に基づいて運用されている木材チップの再利用に対する安全性を検討した。

シソーラス用語： セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  原子炉事故 ,  *木材チップ ,  *再利用 ,  *放射性廃棄物 ,  放射能汚染 ,  放射線防護 ,  バイオマス ,  内燃機関発電 ,  材料 ,  パーティクルボード ,  線量評価 ,  抄造
準シソーラス用語： バイオマス発電 ,  マルチング材 ,  福島第一原子力発電所事故 ,  放射性セシウム

分類 (1件)： パルプ原料とその調製  (YL02010E)

引用文献 (35件)：

• 1) 原子力安全委員会; 原子炉施設及び核燃料使用施設の解体等に伴って発生するもののうち放射性廃棄物として取り扱う必要のないものの放射能濃度について (平成16年12月, 平成17年3月17日一部訂正及び修正) (2004).
• 2) 文部科学省科学技術・学術政策局放射線安全規制検討会; 放射線障害防止法に規定するクリアランスレベルについて (平成22年11月, 平成24年3月一部訂正) (2010).
• 3) 環境省; 災害廃棄物の広域処理の推進について (東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に関わるガイドライン) (2011).
• 4) 中外テクノス (株); 平成24年度放射性物質の影響を受けた廃棄物由来再生製品調査業務報告書 (再生製品編) (2013).
• 5) 林野庁; 平成24年度森林・林業白書 (2013).

タイトルに関連する用語 (4件)： 放射性セシウム ,  汚染 ,  木質チップ ,  線量評価