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J-GLOBAL ID：201502282296137329   整理番号：15A0485843

選択的プロペン酸化におけるシリカSBA-15に担持した置換ケギン型heteropolyoxomolybdateにおけるバナジウムとリンの役割

Role of Vanadium and Phosphorus in Substituted Keggin-Type Heteropolyoxo Molybdates Supported on Silica SBA-15 in Selective Propene Oxidation

著者 (3件)： ZUBRZYCKI Rafael (Dep. of Chemistry, Technische Universitaet Berlin, Strasse des 17. Juni 135, 10623 Berlin (Germany)) ,  EPPING Jan Dirk ,  RESSLER Thorsten
資料名： Chemcatchem  (Chemcatchem)
巻： 7  号： 7  ページ： 1112-1121  発行年： 2015年04月07日 
JST資料番号： W2356A  ISSN： 1867-3880  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バナジウム含有ケギン型heteropolyoxomolybdate([PV₂Mo₁₀O₄₀]^5-)を,シリカSBA-15(PV₂Mo₁₀-SBA-15と表記)に担持した。その場X線吸収分光法を用いて,選択的プロペン酸化条件下で,PV₂Mo₁₀-SBA-15の構造的展開と触媒活性,および適切な参照V₂Mo₁₀O_x-SBA-15を検討した。担持PV₂Mo₁₀-SBA-15及び参照H₃PO₄-SBA-15の³¹PMAS NMR測定を,触媒反応後に行った。PV₂Mo₁₀-SBA-15は,プロペン酸化条件下での熱処理により,主に四面体[MoO_x]と[VO_x]単位の混合物を形成した。V中心周りの平均局所構造の変化は,Mo中心周りの平均局所構造の変化や触媒活性の発現と一致した。また,主に四面体[MoO_x]と[VO_x]ユニットは,近接にあるように見えたし,触媒条件下で相互作用した。逆に,個々のVとMo源前駆体を用いて合成した参照物質V₂Mo₁₀O_x-SBA-15では,MoおよびV中心は,互いにより分離されるように見えた。触媒条件下では,PV₂Mo₁₀-SBA-15Pの構造的な環境は,様々な化学種の混合物に対応した。PはPO-Si結合,[MoO_x]または[VO_x]単位を介して,両方の担体材料のSBA-15に接続した。明らかに,ケギン前駆体中のVとMoの近接は,担体上の(Mo,V)酸化物種を得るための前提条件であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化 ,  *アルケン ,  *SBA-15 ,  二酸化ケイ素 ,  *リン化合物 ,  バナジウム化合物 ,  Keggin構造 ,  *モリブデン酸塩 ,  *ヘテロポリ酸 ,  X線吸収分光法 ,  分子構造 ,  触媒活性 ,  担持触媒 ,  リン31NMR ,  質量分析 ,  熱処理 ,  化学結合 ,  触媒調製
準シソーラス用語： 局所構造

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  アルケン  (CF03030T) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： プロペン

タイトルに関連する用語 (8件)： プロペン酸 ,  シリカ ,  SBA-15 ,  担持 ,  置換 ,  バナジウム ,  リン ,  役割