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J-GLOBAL ID:201502282609996719   整理番号:15A0322259

排水の微細藻類光生理学,バイオマス生産及び栄養塩類除去におけるpH勾配に沿ったCO2添加の効果

The effects of CO2 addition along a pH gradient on wastewater microalgal photo-physiology, biomass production and nutrient removal
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  ページ: 9-26  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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家庭下水の高速藻類増殖池における炭素制約が微細藻類の光-生理学と生産性を,特に夏季に制約すると考えられる。本研究は,高速藻類ミクロコズムにおける,pH勾配に沿ったCO2添加の下水処理のための微細藻類の性能への影響を検討した。性能は,光吸収,電子移動速度,光合成効率,バイオマス生産,及び栄養塩類除去効率の観点から評価した。微細藻類による光吸収は,CO2供給が増えるとともに128%まで増加し,一方,パッケージ効果の低減は,内部自己シェーディング(陰影)の減少,したがって,光吸収効率の増加を意味する。CO2の補充は電子移動と光合成を最大で256%増加させた。これはバイオマスの増大につながり,最高収率は最高の溶存無機炭素/最低pH(pH=6.5)の組合せで起こり,クロロフィルa(Chl-a)バイオマスの倍増とMicractinium bornhemienseにおける全微細藻類容積の660%の増大,及びPediastrum boryanum卓越培養における260%の増大をもたらした。微細藻類バイオマスの増大は対照におけるアンモニア気化の減少を相殺せず,総合栄養塩除去率はCO2無しのときよりも有りのときが低かった。微細藻類による栄養塩の除去効率はpH低下とともに減少し,おそらく,細胞当りのChl-aの減少に関連していたのかもしれない。本実験はCO2補充が2つの明確な群集では微細藻バイオマスを増加させることを実証したが,CO2補充に着目した標準的バイオマス測定の結果の解釈においては注意が必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 

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