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J-GLOBAL ID:201502282611643017   整理番号:15A0407190

リグノセルロース原料の水素処理と水熱液化から得た水性画分のキャラクタリゼーション

Characterization of the aqueous fractions from hydrotreatment and hydrothermal liquefaction of lignocellulosic feedstocks
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  ページ: 162-171  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: W0467A  ISSN: 0961-9534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究はバイオマスの水熱液化(HTL)と急速熱分解バイオオイルの水素処理(HT)から得られた水相をTC,COD,GC-MS,GC-FID,HPLC,ICP-OESを用いて分析し,化学種を同定し,各々の量を定量した。熱化学プロセスから得られる水相に関係する文献における大きな知識ギャップを解決する為にこの研究が必要であった。得られた結果は,8種のバイオオイルの水素処理から生じる水が1wt%以下,多くの場合0.2%以下の全炭素(TC)を含むことを示した。無視できる有機炭素が観測された。HTL試料は1~2wt%の炭素を含んだ。HTL原料に添加された大量の水と生じた薄い試料に由来してこれは反応器へ送られる炭素の34-45%を占めた。この炭素の多くは酸として存在し,グリコール酸と酢酸が最高濃度を示した。アルコール,特にメタノールとエタノールも存在した。多数のケトンが観測され,主にアセトンとシクロペンタノンから構成された。HTL試料で確認され定量化された全炭素量は64~82%であった。HT試料に存在する無機化学種はナトリウム,シリコン,硫黄であった。硫黄の最大レベルは草本と農業残渣(トウモロコシ穂軸)で観測された。HTL試料はより高い無機含有量を示し,ナトリウムとカリウムのレベルが高かった。アルカリとアルカリ土類金属,また硫黄も,下流のアップグレーディング或いは改質プロセスで使用される触媒に懸念を持たせるに十分な高いレべルで存在した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (6件):
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