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J-GLOBAL ID：201502283046638876   整理番号：15A0609301

可変界磁モータの駆動に関する考察

Consideration about the Drive of Variable Magnetic Flux Motor

著者 (3件)： 野中剛 ((株) 安川電機 開発研究所) ,  大賀荘平 ((株) 安川電機 開発研究所) ,  大戸基道 ((株) 安川電機 開発研究所)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 135  号： 5  ページ： 451-456 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 広い可変速範囲全域で高効率運転する方法の1つが,可変界磁モータである。本論では,可変界磁モータの界磁の強さや電流位相角をどのような値にすれば,最大出力制御や最大効率制御が達成できるかについて調べた。その結果,界磁率の増大に伴い,出力は増大できるため,最大出力制御では,全ての回転速度において界磁率は1とすることが分かった。また,中間出力状態の最大効率制御では,界磁率を調整して力率を1にするよりも,さらに界磁率を下げ,弱め界磁電流を下げて効率を向上できることが判明した。

シソーラス用語： *界磁 ,  磁場 ,  電流 ,  制御 ,  電力効率 ,  *モータ制御 ,  力率 ,  *電動機駆動 ,  *電気自動車 ,  自動車艤装 ,  電装品 ,  *PMモータ
準シソーラス用語： 位相角 ,  *可変速駆動 ,  出力制御

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

引用文献 (10件)：

• (1) K. Sakai: “Technological Trend in Motors for Electric Vehicles”, JIASC IEEJ, 2-S10-4, pp. II-154-157 (2004) (in Japanese)
• 堺 和人:「電気自動車用モータの技術動向」, 平成16年度電学産業応用部門大会, 2-S10-4, ppII-154-157 (2004)
• (2) G. Zhou, T. Miyazaki, S. Kawamata, and D. Kaneko: “Efficiency Performance Measurement of Variable Magnetic Flux Motor for Vehicle”, 2010 National Convention Record, IEEJ, 5-014, pp. 22-23 (2010) (in Japanese)
• 周 広斌・宮崎泰三・川又昭一・金子大吾:「電気自動車に適用する磁束可変型永久磁石モータの性能評価」, 平成22年電学全大, 5-014, pp. 22-23 (2010)
• (3) K. Sakai and S. Kuramochi: “Principle and Basic Characteristics of Hybrid Variable-Magnetic-Force Motor”, IEEJ Trans. IA, Vol. 131, No. 9, pp. 1112-1119 (2011) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (2件)： 可変 ,  界磁