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J-GLOBAL ID:201502283069534970   整理番号:15A0531170

休眠はOstrinia nubilalis,Hubn.(鱗翅類:メイガ科)の越冬幼生における膜脂質及び貯蔵脂質の脂肪酸組成の再構成を誘導する

Diapause induces remodeling of the fatty acid composition of membrane and storage lipids in overwintering larvae of Ostrinia nubilalis, Hubn. (Lepidoptera: Crambidae)
著者 (7件):
資料名:
巻: 184  ページ: 36-43  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ostrinia nubilalis,Hubn.(鱗翅類:メイガ科)の非休眠中及び休眠中の5齢幼虫の全身から調製したトリグリセロール及びリン脂質の脂肪酸(FA)組成の季節的変化を調べ,休眠におけるこれらの脂質の役割を評価した。トリグリセロール及びリン脂質のFA組成における大幅な変化が,休眠発生により誘発された。このことが,MUFAの相対的な割合の上昇及びUFA及びSFAの同時減少に起因して,全体のFA不飽和(UFA/SFA比率)の顕著な上昇をもたらした。トリグリセロールにおいて,FA組成の顕著な変化は,MUFA,すなわちパルミトレイン酸(16:1n-7)及びオレイン酸(18:1n-9)の相対的割合の増加,及びSFA及びPUFA,各々主としてパルミチン酸(16:0)及びリノール酸(18:2n-6)の組成における低下の結果であった。FA不飽和の全体的な増加に寄与するFAにより,リン脂質の組成における変化はもっとわずかであった。示差走査熱量測定(DSC)分析により,全幼虫から調製した総脂質の融解転移温度が,非休眠に比べて休眠の時間経過時に顕著に低いことを明らかにした。これらの知見はトリグリセロールのFA組成に相関し,おそらく,より寒冷な冬期条件時の幼虫の機能維持を可能にした。O.nubilalisが,休眠時の低温順化能力を改善すると思われるその越冬生理学の要素として,エネルギー貯蔵トリグリセロール及び膜リン脂質両者のFAプロフィルの再構成を受けると結論した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物生理一般  ,  脂質一般 
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