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J-GLOBAL ID：201502283198757234   整理番号：15A0714179

サーバSSDキャッシュ連携ボリューム階層化方式の提案

Proposal of Volume Tiering Method Cooperating with Server SSD Cache

著者 (3件)： 林真一 (日立) ,  高田有時 (日立) ,  畑崎恵介 (Hitachi America, Ltd.)
資料名： 電気学会情報システム研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： IS-15  号： 1-15  ページ： 63-68  発行年： 2015年05月28日 
JST資料番号： L4571A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,企業が蓄積利用するデータ量の爆発的な増大およびアクセス量の増加に対処することを目的として,高性能な記憶媒体であるSSD(半導体ドライブ)を利用した,サーバSSDキャッシュ連携ボリューム階層化方式の提案を行った。ここではまず従来方式であるサーバSSDキャッシュ方式とボリューム階層化方式を併用する手法の概要を示し,ここで新たに提案するサーバ化キャッシュ連携ボリューム階層化方式の詳細を示した。シミュレーションモデルを作成し,それを用いたシミュレーションによる提案方式の評価実験を行った。具体例として,金融機関におけるオンライントランザクション(OLTP)アプリケーションでのI/Oトレースログを利用した実験を行い,実験結果を示した。これにより,提案手法では,既存手法と比較して最大10%のI/O平均応答時間の削減が行えることを示した。

シソーラス用語： *駆動機構 ,  *フラッシュメモリ ,  キャッシュメモリ ,  階層構造 ,  クライアントサーバシステム ,  入出力制御 ,  評価試験 ,  性能評価 ,  シミュレーションモデル ,  計算機シミュレーション ,  シミュレータ
準シソーラス用語： HDD ,  *SSD

分類 (2件)： 記憶装置  (JC04060F) ,  半導体集積回路  (NC03162T)

引用文献 (14件)：

• 堀内義章:「2014年・世界経済とHDD業界展望」,IDEMA Japan News, pp.1-19(2014)
• S. Byan, J. Lentini, A. Madan, L. Pabon, M. Condict, J. Kimmel, S. Kleiman, C. Small, M. Storer: “Mercury: Host-side Flash Caching for the Data Center,“ Proceedings of IEEE 28th Symposium on Mass Storage Systems and Technologies, pp. 1-12 (2012)
• J. D. Strunk: “Hybrid Aggregates: Combining SSDs and HDDs in a single storage pool,“ ACM SIGOPS Operating Systems Review, Vol. 46, No. 3, pp. 50-56 (2012)
• F. Chen, D. A. Koufaty, and X. Zhang: “Hystor: Making the Best Use of Solid State Drives in High Performance Storage Systems,“ Proceedings of the international conference on Supercomputing, pp. 22-32 (2011)
• S. Faibish, P. Bixby, J. Forecast, P. Armangau, and S. Pawar: “A new Approach to File System Cache Writeback of Application Data,“ Proceedings of the 3rd Annual Haifa Experimental Systems Conference, Vol. 3 (2010)

タイトルに関連する用語 (7件)： サーバ ,  SSD ,  キャッシュ ,  連携 ,  ボリューム ,  階層化 ,  提案