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J-GLOBAL ID：201502283358028714   整理番号：15A0597756

純せん断変形によるほぼ規則性高分子ネットワークの非線形弾性における歪みの交差効果のプローブ

Probing the cross-effect of strains in non-linear elasticity of nearly regular polymer networks by pure shear deformation

著者 (4件)： KATASHIMA Takuya (Dep. of Bioengineering, School of Engineering, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  URAYAMA Kenji (Dep. of Macromolecular Sci. and Engineering, Kyoto Inst. of Technol., Sakyo-ku, Kyoto 606-8585, JPN) ,  CHUNG Ung-il (Dep. of Bioengineering, School of Engineering, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  SAKAI Takamasa (Dep. of Bioengineering, School of Engineering, The Univ. of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 17  ページ： 174908-174908-11  発行年： 2015年05月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テトラポリエチレングリコールゲルの純せん断変形は,トラップされた縺れのような大量ではない構造欠陥を含むほぼ規則的な構造をもつ高分子ネットワークに関しても,歪みエネルギー密度関数における歪みの明示的な交差効果の存在を明らかにしている。この結果は,古典的Gaussネットワークモデル(ネオHookeanモデル),すなわち,トラップされた縺れのない規則的ネットワークにおける交差効果の消失の期待とは反対である。その結果,(1)歪みの交差効果はネットワークらせん超には依存しない;(2)交差効果は非ネットワークより糸の存在には影響されない;(3)交差効果は,弾性的に有効および無効のより糸の両方を含むネットワーク高分子濃度に比例する;(4)実際の高分子ネットワークにおけるネットワーク濃度のゼロ限界では交差効果はまったく期待されないことを示した。これらの特徴は,規則的ネットワーク構造をもつ実際の高分子ネットワークは,歪みの明示的な交差効果をもち,これはネマチック相互作用,トポロジー相互作用,および排除体積相互作用のようなネットワークより糸(縺れ効果以外の)の間の何らかの相互作用から生じることを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *剪断変形 ,  *ネットワーク ,  *非線形弾性 ,  *歪 ,  ポリエチレンオキシド ,  格子欠陥 ,  構造 ,  エネルギー密度 ,  ネマチック相 ,  位相幾何学 ,  排除体積効果
準シソーラス用語： *分子ネットワーク ,  *圧縮歪 ,  ポリエチレングリコール類 ,  構造欠陥 ,  歪みエネルギー密度 ,  トポロジー

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (7件)： せん断変形 ,  規則性 ,  高分子ネットワーク ,  非線形弾性 ,  歪み ,  交差 ,  プローブ