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J-GLOBAL ID:201502283373939243   整理番号:15A0708595

中国東北部,龍崗火山地域における長白山ミレニアム噴火火山灰の存在を示す新証拠

New evidence for the presence of Changbaishan Millennium eruption ash in the Longgang volcanic field, Northeast China
著者 (14件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 52-60  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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長白山ミレニアム噴火(~AD940)はアジア東北部に広範に分布するテフラ層をもたらした。このテフラ層は,グリーンランドの氷床コア,海洋,湖,日本及びその周辺地域における考古学的堆積物及び津波堆積物中のマーカー層として役立つ。しかしながら,長白山火山西方の広範な堆積物については殆ど注目されていない。本稿では,龍崗火山地域,Sihailongwan湖の氷縞粘土堆積物からの,新たな層序学的,地球化学的,氷縞粘土編年学的,14C地質年代学的データを提示する。この堆積物はミレニアム噴火の西縁部に広がっている。局所的テフラ及び広域テフラの地球化学的特徴に似た,火山ガラス(粗面岩から流紋岩に及ぶ)の明瞭な地球化学的特徴は,この湖に長白山ミレニアム噴火火山灰が存在し,この火山灰堆積物の西方分散扇状地であることを示した。このテフラのガラス砕片の集積がピークに達したのは氷縞粘土編年学によれば953±37ADで,このテフラ直上の放射性炭素試料は940-1020ADの年代値を示し,この噴火の最も若い年代と重なる。この湖における長白山ミレニアム噴火火山灰の存在は,爆裂火口湖や泥炭や海洋堆積物等の北東アジアにおける高分解能の記録と直接的で正確な時間対比を可能にし,堆積状況を把握するための当時性マーカーとして働く。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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火山地質学一般 

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