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J-GLOBAL ID:201502283541914405   整理番号:15A0687215

海水試料中のクロミウム(III)のための銀ナノ粒子により増幅された共鳴Ramanセンサ

Silver Nanoparticle-Enhanced Resonance Raman Sensor of Chromium(III) in Seawater Samples
著者 (2件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 10088-10099 (WEB ONLY)  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンエチレンジアミンテトラ酢酸(Tris-EDTA)は,pH8.0の水溶液中,銀ナノ粒子(AgNPs)上でCr(III)と結合すると,高感度で選択的なRamanマーカーバンドを563nm付近に示すが,このバンドは,金属-Nバンドに帰属できる。紫外可視吸収スペクトルも,Cr(III)の結合によるEDTAの会合と構造変化を支持する。Cr(III)濃度が500nM以上の時のみに,563nm付近のバンドは,表面増強Raman散乱スペクトルにより,強度が増大する。このバンドは,金属-EDTA複合体によるため,50mMのK+,Cd2+,Mg2+,Ca2+,Mn2+,Co2+,Na+,Cu2+,NH4+,Hg2+,Ni2+,Fe3+,Pb2+,Fe2+,およびZn2+では観測されない。K,Mg,Ca,およびNaを8mM以上含む海水試料では,500nM以上で563nm付近の特徴的なRamanバンドが観察でき,これは,著者らの方法の検証となった。著者らの方法は,AgNPsとRaman分光によるものであり,実際の水試料での検出に有用であると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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無機化合物の物理分析  ,  重金属調査測定  ,  錯体の赤外・Ramanスペクトル(分子) 
物質索引 (1件):
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