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J-GLOBAL ID：201502283583488457   整理番号：15A0521919

最近ゲノムの配列決定がなされた19種の放線菌類由来の複数の揮発性物質

Volatiles from nineteen recently genome sequenced actinomycetes

著者 (4件)： CITRON Christian A. (Kekule-Institut fuer Organische Chemie und Biochemie, Universitaet Bonn, Gerhard-Domagk-Strasse 1, 53121 Bonn ...) ,  BARRA Lena ,  WINK Joachim ,  DICKSCHAT Jeroen S.
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 13  号： 9  ページ： 2673-2683  発行年： 2015年03月07日 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゲノムの配列決定が最近行われた19種の放線菌類を対象とし,それらの寒天平板培養より放出された揮発性物質類を,クローズドループストリッピング装置(CLSA)を用いて収集し,GC/MSにより分析した。全体で,多様な菌類由来の178種類の化合物が同定できた。最も興味深い知見は,Streptomyces varsoviensisにおける昆虫フェロモンフロンタリンの同定,および,珍しい植物代謝産物1-ニトロ-2-フェニルエタンの放出であった。フェニルアラニン由来のその生合成は,同位体標識実験により調査を行った。さらに,特定されたテルペン類は,調査対象とした菌株中にコードされたテルペンシクラーゼホモローグに関する情報に関係していた。分析データより,機能的な特性を有するバクテリアのテルペンシクラーゼ類に則する結果が得られ,また特に,Streptomyces rapamycinicus中の機能的ホモログの同定により,Streptomyces violaceusniger由来のテルペンシクラーゼの最近提唱された機能を補強する結果が得られた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 遺伝情報 ,  ヌクレオチド配列 ,  *放線菌類 ,  揮発分 ,  固体培地 ,  *GC-MS分析 ,  Streptomyces ,  フェロモン ,  標識法 ,  テルペノイド ,  環状エーテル ,  酸素複素環化合物 ,  スルフィド ,  フェノール類 ,  窒素複素環化合物 ,  エステル ,  アミノ酸 ,  芳香族化合物 ,  第一アミン ,  架橋化合物
準シソーラス用語： *ゲノム情報 ,  テトラヒドロフラン類 ,  テルペン類 ,  遺伝子配列決定 ,  寒天培地 ,  *揮発性物質 ,  同位体標識

分類 (4件)： 動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  微生物・ウイルス学研究法一般  (EG02010V) ,  質量分析  (CC03013N)

物質索引 (2件)： フェニルアラニン ,  フロンタリン

タイトルに関連する用語 (3件)： ゲノム ,  放線菌類 ,  揮発性物質