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J-GLOBAL ID：201502283611456817   整理番号：15A0737743

農作業の自動化,ロボット化 植物工場の技術開発の現状と今後の展望

著者 (1件)： 西浦芳史 (大阪府大 大学院)
資料名： ロボット  (Robot)
号： 224  ページ： 18-22  発行年： 2015年05月20日 
JST資料番号： Y0287A  ISSN： 0387-1940  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物工場は限界があるものの,計画的に質・量ともに生産できる制御性を持ち,太陽光併用であれ,完全人工型であれ,農産物の工場的な生産が可能である。農業を始め一次産業は不安定な自然への依存が高いが,太陽や雨の使用料はほぼ無料であるという特徴を持つ。儲からない農業を儲かるようにする方法を検討した。植物工場の初期費用(主に施設費)と運転費用(変動費)では,主に補助を受けているのは初期費用である。日産1000株の人口光型レタス生産植物工場,太陽光併用型植物工場,そして太陽光利用溶液栽培植物工場でのレタス1株当たりの生産費の中で,人件費,償却費,光熱水費,その他を分析し,比較した。従業者には,経営,マーケッティング,農業技術だけでなく,工業技術やエネルギや環境に関する知識が必要であることに言及した。

シソーラス用語： 作業 ,  *自動化 ,  *植物工場 ,  技術開発 ,  *太陽光 ,  マーケティング ,  自然科学 ,  環境 ,  科学技術
準シソーラス用語： 農作業 ,  エネルギー工学 ,  農業技術

分類 (3件)： 生産工学一般  (KB01000U) ,  工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H) ,  太陽エネルギー利用機器  (QE05020H)

引用文献 (4件)：

• 高辻正基: 植物工場の基礎と実際, 裳華房, (1996)
• 高辻正基: 完全制御型植物工場, オーム社, (2007)
• 小倉東一: 植物工場における葉菜を対象とした自動化すべき作業とそうでない作業, 植物環境工学, 23(2), 37-43, (2011)
• 高柳栄夫: トータルシステムによるローコスト全人工型植物栽培, 日本植物工場学会 SHITA REPORT, 16, 55-62, (2000)

タイトルに関連する用語 (8件)： 農作業 ,  自動化 ,  ロボット ,  植物 ,  工場 ,  開発 ,  現状 ,  展望