文献
J-GLOBAL ID:201502283761907507   整理番号:15A0068940

鉱物と土壌による非イオン性界面活性剤Tween80の収着

Sorption of a nonionic surfactant Tween 80 by minerals and soils
著者 (2件):
資料名:
巻: 284  ページ: 143-150  発行年: 2015年03月02日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
回分実験を行って,酸化物,アルミノ珪酸塩及び土壌によるTween80の収着を評価した。酸化物の場合は,シリカ及びアルミナによる収着は線形等温線に従い,赤鉄鉱による場合はLangmuir等温線に従った。等温線のタイプ及び表面被覆を考慮すると,Tween80は,シリカ/アルミナ-水界面に分配された可能性があるのに対して,赤鉄鉱の場合は,それは表面座に結合する可能性がある。アルミノ珪酸塩の中でも,モントモリロナイトは,Tween80の中間層への吸着のせいで,最大の収着を示す。他のアルミノ珪酸塩の場合は,Tween80は表面に収着し,収着性は斜長石<バーミキュライト<カオリナイトの順で増大した。この現象は,表面座間の相対反応性,NaOH,CaOH<<SiOH<AlOH,に由来する。乾式し分及び湿式し分を用いた実験によって,乾式し分では分離困難な細粒度の粘土鉱物が,Tween80の収着に著しく寄与することが分かった。H<sub>2</sub>O<sub>2</sub>処理土壌よりも無処理土壌による収着の方が大きいことは,土壌有機物が,極めて重要な収着剤であることを示唆している。粘土鉱物及び土壌有機物が寄与する収着ヒステリシスの特性を,収着段階の時よりも大きな脱着時の収着によって解析した。このことは,土壌中界面活性剤除去の潜在的困難性を示唆している。また,界面活性剤の収着は,帯水層の透水性及びミセル可溶化のための界面活性剤のアベイラビリテイを低下させて,界面活性剤利用修復に悪影響を与える可能性がある。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  土壌汚染  ,  環境衛生,公害対策一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る