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J-GLOBAL ID:201502283777557824   整理番号:15A0418910

コーヒー農園の下にある急傾斜土壌における流出の時間的な動態およびプロットスケールの土壌損失,コスタリカ

Temporal dynamics of runoff and soil loss on a plot scale under a coffee plantation on steep soil (Ultisol), Costa Rica
著者 (6件):
資料名:
巻: 523  ページ: 409-426  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱帯の急傾斜耕作土壌にとって,土壌侵食は重大な脅威である。コスタリカで,水力発電に使われる幾つもの集水域で,この様な急斜面にコーヒー農園が広がっており,土壌侵食とダム湖の堆砂に影響を受けている。本研究では,急斜面(平均60%)のコーヒー畑の中に設置した大規模実験プロットにおいて,表面流出と土壌損失率を3年間測定した。降雨および流出の測定の時間間隔は5分である。降雨強度の変動に基づく流出予測のための最初の土壌水分量の関連を示す,DiksonとNazimov(1955)が提案した簡単な浸透モデルを使って,降雨時の流出を予測した。3つの補完的な埋め込み時間スケールを解析した。合計の流出は,2011年,2012年,および2013年にそれぞれ103±55mm,54±14mm,そして33±6.4mmであった。各年もしくは各降雨事象の間の,縮小した時間変動を伴う年間平均沈降物濃度は,約1.3±0.3gl-1であった。合計土壌損失は,2011年,2012年,および2013年について,それぞれ1686±784,914±306,および575±140kgha-1であった。降雨の約60%,流出と土壌損失の約90%が8月から10月の間に出現し,その半分以上が10月に出現していた。合計の降雨事象と土壌水分量が,解析した3つの時間スケールで大部分の地表流出と土壌損失の動態を説明した。前年から受け継いだ土壌水分の貯留は,次年度の降雨と流出動態の関係に重要な役割を果たしている。土壌とコーヒーによる被覆には,恒久的に良好な土壌被覆によって,流出と土壌損失の変動に対する顕著な影響は見られない(雨季でも)。雨季にわたりこの良好な被覆はクラストの発達を防ぐ。マイクロテラスが流出と土壌損失を減らす。DiksonとNazimovのモデルは,内部事象スケールにおける降雨強度と土壌水分量の動態の組み合わせが,内部事象スケールで,流出と土壌損失において観測された差異を良く説明することを証明した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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流出過程およびそれに及ぼす影響 

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