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J-GLOBAL ID：201502283796328860   整理番号：15A0509827

2-アミノプリンの不完全を克服する:高発光性の同形グアノシン代用物はDNA中のグアノシンのコンフォメーションとダイナミクスを忠実にモニタする

Conquering 2-Aminopurine’s Deficiencies: Highly Emissive Isomorphic Guanosine Surrogate Faithfully Monitors Guanosine Conformation and Dynamics in DNA

著者 (8件)： SHOLOKH Marianna (Univ. de Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  SHOLOKH Marianna (Kyiv National Taras Shevchenko Univ., Kyiv, UKR) ,  SHARMA Rajhans (Univ. de Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  SHIN Dongwon (Univ. California, California, USA) ,  DAS Ranjan (West Bengal State Univ., West Bengal, IND) ,  ZAPOROZHETS Olga A. (Kyiv National Taras Shevchenko Univ., Kyiv, UKR) ,  TOR Yitzhak (Univ. California, California, USA) ,  MELY Yves (Univ. de Strasbourg, Illkirch, FRA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 9  ページ： 3185-3188  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光性のヌクレオチド類似体である2-アミノプリン(2Ap)がDNA中のヌクレオチドの研究に使用されているが,シトシンとミスペアを作り,DNAのダイナミクスと構造を乱す傾向がある。また,蛍光の消光の問題もあり,2Apでの置換は生物学的に正しい研究には不充分であった。そこで,最近,開発された,デオキシチエノグアノシン(d^thG)を用いて,2Apと比較しながら研究を行った。その対象には,HIVウイルスのプライマー結合部位(PBS)のオリゴヌクレオチド(ODN)のシングル-とダブル-ストランドを使用して,それぞれで蛍光標識した。実験は定常状態と時間分解蛍光測定により,融解温度と量子収率,蛍光寿命,蛍光強度を求めた。さらに,蛍光異方性の減衰パラメータと消光定数を求めた。その結果,d^thGはグアノシン残基のコンフォメーションとダイナミクスを忠実にモニタすることができた。

シソーラス用語： *HIV【ウイルス】 ,  *プライマー【遺伝】 ,  *ヌクレオチド ,  *蛍光スペクトル ,  DNA【核酸】 ,  *動的解析 ,  プリンヌクレオシド ,  リボヌクレオシド
準シソーラス用語： DNA構造 ,  二重鎖DNA ,  蛍光消光 ,  時間分解蛍光分光法

分類 (3件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  生物物理的研究法  (EA03020V) ,  ウイルス学一般  (EG04010J)

物質索引 (2件)： 2-アミノプリン ,  グアノシン

タイトルに関連する用語 (7件)： 2-アミノプリン ,  グアノシン ,  代用物 ,  DNA ,  コンフォメーション ,  ダイナミクス ,  モニタ