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J-GLOBAL ID:201502283918205749   整理番号:15A0295179

表面プラズモン共鳴によるシス-エレメントからのトランス作用性因子であるMerRの解離速度のモニタリングに基づく水銀(II)センサ

Mercury (II) sensor based on monitoring dissociation rate of the trans-acting factor MerR from cis-element by surface plasmon resonance
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  ページ: 309-314  発行年: 2015年05月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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転写スイッチは細胞を取り囲む環境変化への応答において遺伝子発現を制御する。多くの研究は細菌性メタロ制御蛋白質による転写制御の二つの基本的に異なるモデルに焦点をあてている。トランス作用性因子であるMerRが結合する,シス-エレメントを含むDNA断片の攪乱は,Hg(II)による遺伝子発現制御の機構として受け入れられているが,他のトランス作用性因子であるArsRとCadCの例では,シス-エレメントへの結合と解離のイベントはそれぞれAs(III)とCd(II)への応答での転写を制御することが知られている。本研究では緑色蛍光蛋白質タグ化トランス作用性因子と固定化シス-エレメント間の相互作用を,固形表面で解析した。蛍光測定と表面プラズモン共鳴(SPR)応答で,平衡解離定数(KD)はArsRとCadCにおいてよりもMerRでずっと低いが,DNAからのMerRの解離速度は5~104μg・l-1の濃度で,Hg(II)への応答で増加することが明らかとなった。これらの結果は,MerRとHg(II)によるDNAのその認識部位間のKDの増加,そして低い検出限界(5μg・l-1)と広いダイナミックレンジ(101~104μg・l-1)での迅速Hg(II)定量の可能性を初めて明らかにした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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バイオアッセイ 

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