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J-GLOBAL ID:201502283957428712   整理番号:15A0212453

健康な母親とセリアック病の母親とで人乳組成は異なる

Human milk composition differs in healthy mothers and mothers with celiac disease
著者 (7件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 119-128  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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セリアック病(CD)リスクを決定する追加因子特定に大きく影響する母乳組成と微生物叢が健康な母親とCDの母親とで異なるかを検討した。それぞれの母親(各12人)から母乳試料を採取した。サイトカインと分泌型免疫グロブリンA(sIgA)をビーズアレイとフローサイトメトリーで分析し,人乳オリゴ糖(HMOs)をレーザ誘導蛍光(CE-LIF)検出器付キャピラリ電気泳動で分析した。母乳微生物叢組成は従来法と定量リアルタイムPCRで分析した。その結果,CD母の母乳はインターロイキン(IL)12p70(P<0.042),形質転換成長因子(TGF)-β1(P<0.018),sIgA(P<0.003)濃度が有意に低く,インターフェロン(IFN)-γ(P<0.058)濃度はほぼ有意に低かった。各群とも6人の母親が分泌腺Le(a-b+)型に属し,1人は分泌腺Le(a-b-)型,5人は非分泌腺Le(a+b-)型であった。非分泌腺Le(a+b-)型のCD母は健康な母親に比べてラクト-Nテトラオース含量が多かった(P<0.042)。CD母の母乳はBifidobacterium spp.(P<0.026)とB.fragilis(P<0.044)の遺伝子コピー数が少なかった。結論として,CD母の母乳は免疫保護物質(TGF-β1,sIgA)とビフィズス菌量が少なかった。これらの化合物の減少は子供のCD進行リスクにおける母乳の予防効果を理論的に低下させると考えられる。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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外分泌腺  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  免疫反応一般 
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