文献
J-GLOBAL ID:201502283993342140   整理番号:13A1525482

ピルビン酸キナーゼのM2アイソフォームの過剰発現は,印環細胞胃癌のための予後不良因子である

Overexpression of the M2 isoform of pyruvate kinase is an adverse prognostic factor for signet ring cell gastric cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号: 30  ページ: 4037-4043  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】胃癌においてピルビン酸キナーゼ(PKM2)発現のM2アイソフォームを調査し,前兆の生物指標と制癌性の標的としてその可能性を評価する。【方法】すべての組織サンプルは一次処理として治癒的胃切除を受けた患者の胃癌に由来していた。病歴から臨床的および病理的情報が得られた。60の癌と19の癌のない胃生体組織からの遺伝子発現マイクロアレイデータを,PKM2mRNAの発現濃度を評価するために分析した。組織マイクロアレイは368の胃癌患者から構築された。免疫組織化学はPKM2発現を測るのに用いられ,癌のPKM2陽性はPKM2に対して陽性の腫瘍細胞と染色強度の割合によって決定づけられた。PKM2発現と臨床病理学的因子の間の関連性が評価され,またPKM2と癌予後間の相関が評価された。【結果】PKM2mRNAレベルは,同じ患者からの隣接した正常生体組織と比較して原発性胃癌において2倍以上に上昇した(ログ変化発現濃度:7.6±0.65対6.3±0.51,P<0.001)。さらに,分化したタイプのガンは,未分化タイプガンと比較してかなりより高いPKM2mRNAを持った(ログ変化発現濃度:7.8±0.70対6.7±0.71,P<0.001)。PKM2蛋白質は原発性ガン細胞の細胞質において主に局所化されており,368のヒト胃癌症例の144(39。1%)において検出された。PKM2発現は,期(P=0.811)とは関連しなかった,しかし,胃癌分化と強い相関性が認められた(P<0.001)。分化したタイプの癌は,未分化のものより多くのPKM2蛋白質を表した。高分化型腺癌は,63。6%のPKM2に対して陽性の細胞を示した。対照的に,印環細胞癌は,わずか17.7%のPKM2に対して陽性の細胞を示した。重要なことに,PKM2発現は,短い全生存率と相関性があり(P<0.05),印環細胞ガンの期には依存しなかった。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の医学一般  ,  消化器の腫よう 

前のページに戻る