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J-GLOBAL ID:201502284000029413   整理番号:15A0549234

高周波トリガー放出および磁気共鳴像を示す腫瘍多機能治療のための多機能リポソーム

Multi-functional liposomes showing radiofrequency-triggered release and magnetic resonance imaging for tumor multi-mechanism therapy
著者 (14件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 5411-5426  発行年: 2015年03月28日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,癌研究の分野では,腫瘍標的化薬剤キャリアー,MRI,光画像,熱療法等,複数の機能を持ったナノプラットフォームが一般的になってきた。本研究は,癌治療薬のための新規多機能リポソームの報告である。高周波トリガー薬剤放出と磁場効果に基づく画像を使った二重標的薬剤デリバリーを,腫瘍に対するマルチメカニズム治療法として効果的に使用した。本システムでは,フラーレン(C60)の表面は酸化鉄ナノ粒子で覆われ,PEG化によってハイブリッドナノシステム(C60-Fe3O4-PEG2000)を形成した。DSPE-PEG2000-葉酸を含む熱感受性リポソーム(ジパルミトイルホスファチジルコリン,DPPC)でハイブリッドナノシステムおよびドセタキセル(DTX)を被覆した。これはフラーレンの高周波トリガー薬剤放出を目的に,生物学的および物理的(磁性)薬剤の特徴を組み合わせてデザインしたものである。磁性リポソームは強力な腫瘍診断向け磁気共鳴画像(MRI)の造影剤となるだけでなく,強力な腫瘍の光熱除去剤としても機能する。更に化学療法多機能リポソームナノプラットフォームと組み合わせた温熱療法は,高周波エネルギーを熱エネルギーに変換して,薬剤を熱感受性リポソームから放出することが,in vitroおよびin vivo処理の両方で観察された。この多機能リポソームは,その優れた活動性腫瘍標的化能力と磁性標的化能力を介して,極めて限定的に,癌細胞を選択的に殺滅することもできた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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生物薬剤学(基礎)  ,  基礎腫よう学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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