文献

J-GLOBAL ID：201502284092508169   整理番号：15A0744618

自動車構造部品への炭素繊維強化プラスチック (CFRP) の応用の展望(CFRTPを中心に)

Overview of Carbon Fiber Reinforced Composites (CFRP) Applications to Automotive Structural Parts, -Focussed on Thermoplastic CFRP-

著者 (1件)： 石川隆司 (名古屋大学ナショナルコンポジットセンター)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 81  号： 6  ページ： 489-493 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は,自動車の軽量化に向けて,鋼板やアルミ合金の置き換えへのニーズが非常に高まっている。本稿では,まず自動車に適用されるCFRPの動向について展望した。特に将来に向けて世界中のメーカーで,電気自動車の軽量化が進められている。ドイツBMW社の電気自動車i3やトヨタ社のレクサスLFAなどではCFRPが積極的に取り入れられている。CFRPの成形技術として,射出成形,プレス成型,RTMやオートクレープなどがあるが,それぞれの力学的特性を概観した。最後に,名古屋大学ナショナルコンポジットセンターにおける熱可塑樹脂母材CFRP(CFRTP)を用いた自動車用部材の研究開発内容について紹介した。

シソーラス用語： 部品 ,  *炭素繊維強化プラスチック ,  軽量化 ,  電気自動車 ,  射出成形 ,  成形 ,  *熱可塑性プラスチック ,  物理的性質 ,  プレス成形 ,  *自動車部品 ,  力学的性質 ,  改変
準シソーラス用語： 力学的特性

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

引用文献 (3件)：

• 1) 国土交通省ウェブサイト資料.
• 2) 山根健:量産型電気自動車の開発,ポリファイル,51, 599 (2014) 12.
• 3) トヨタ自動車株式会社:ウェブサイト資料.

タイトルに関連する用語 (6件)： 自動車 ,  炭素繊維強化プラスチック ,  CFRP ,  応用 ,  展望 ,  CFRTP