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J-GLOBAL ID:201502284332318133   整理番号:15A0321658

日本の資源戦略における金属の危機評価

Criticality Assessment of Metals for Japan’s Resource Strategy
著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 229-235 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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金属の危機評価法を,国の供給リスクおよび供給制約の脆弱性を分析するために開発した。本報告は,日本の2012年における22種類の金属の危機を紹介した。過去の評価は希有金属だけに焦点を当てて評価したが,本研究では汎用および希有金属の両方を目標にして評価した。また,臨界成分としての鉱物資源の充足度を含む新しい分析方法を採用した。本研究では,5種類の危機度分類,すなわち供給リスク,価格リスク,需要リスク,リサイクル制約,および潜在的リスクに基づき13種類の成分を評価フレームワーク内に取り込んだ。重み係数を用いて,複数成分を単一評点にまとめた。本フレームワークは,日本の資源戦略に関する最近の政府の発表を反映している。高危機度は,最近の需要増加からネオジウム,ジスプロシウム,およびインジウムである事が明らかになった。またニオビウムも,産地がブラジルに偏在しているために危機度が高い。その他の希有金属と汎用金属間では,集約された危機度評点にいくつかの相異があった。希有金属では,集約危機度は主に産地偏在およびリサイクル性困難な故に増加した。汎用金属については,集約危機度は世界的な鉱物産出の枯渇期間短縮および産出量増加の故に増加した。過去の調査と比較して,2012年にはタングステンやタンタルの欠乏危機度は国内需要低下により低下した。本研究で紹介した分析法および分析結果は,日本の資源戦略開発のために役立つであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属鉱山,鉱物資源 
タイトルに関連する用語 (4件):
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