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J-GLOBAL ID：201502284566394658   整理番号：15A0564411

LiCl-KCl溶融塩中における構造材料の腐食挙動に関する熱重量分析法による研究

Corrosion Behavior of Structural Materials in LiCl-KCl Molten Salt by Thermogravimetric Study

著者 (6件)： RAO Ch. Jagadeeswara (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Tamilnadu, IND) ,  SHANKAR A. Ravi (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Tamilnadu, IND) ,  AJIKUMAR P.K. (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Tamilnadu, IND) ,  KAMRUDDIN M. (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Tamilnadu, IND) ,  MALLIKA C. (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Tamilnadu, IND) ,  MUDALI U. Kamachi (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Tamilnadu, IND)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 71  号： 4  ページ： 502-509  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高速増殖炉からの使用済み金属核燃料は,乾式の高温プロセスで処理される見込みがあり,高温の溶融塩中で使用可能な構造材料が求められている。本報では,候補材料であるSS410ステンレス鋼,Alloy 600,9Cr-1Mo鋼を対象として,不活性ガスのAr及びAr+反応性ガス(O₂)雰囲気におけるLiCl-KCl溶融塩中での高温腐食挙動について,熱重量分析法による腐食試験及び表面分析手法により調べた。600°Cでは,不活性ガス中に比較して反応性ガス中で高い重量増加速度が見られた。500°Cでは,全ての試料で明確な重量変化は認められなかった。腐食速度の大きさは,Alloy 600>9Cr-1Mo鋼>SS410ステンレス鋼の順であった。表面分析の結果より,腐食の基本メカニズムとしては,Crが外表面へ拡散し,LiCrO₂を含む腐食生成物層を形成して進展するものと考えられる。

シソーラス用語： 融解塩 ,  塩化リチウム ,  塩化カルシウム ,  *ステンレス鋼 ,  *Alloy600 ,  *高合金鋼 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  放射性廃棄物処理 ,  *熱重量分析 ,  *熱化学的廃棄物処理 ,  電解精錬 ,  FBR型原子炉 ,  構造材料 ,  *フェライト鋼 ,  *高温腐食 ,  アルゴン ,  酸素 ,  雰囲気 ,  腐食機構 ,  腐食試験 ,  坩堝炉 ,  金属燃料 ,  *核燃料再処理 ,  熱化学反応
準シソーラス用語： *9Cr-1Mo鋼 ,  *SS410ステンレス鋼 ,  *フェライト系ステンレス鋼

分類 (3件)： 腐食  (WB03030B) ,  炉,製造装置  (WD02050W) ,  核燃料再処理  (MD08050C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶融塩 ,  構造材料 ,  腐食挙動 ,  熱重量分析法 ,  研究