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J-GLOBAL ID：201502284584614355   整理番号：15A0303005

せん断力と垂直圧縮力が同時に作用する時の山形鋼を用いた形鋼シアコネクタのせん断耐力式およびせん断力-ずれ変位曲線式

FORMULATIONS FOR SHEAR STRENGTH AND SHEAR FORCE-SLIP RELATIONSHIP OF L-SHAPED SHEAR CONNECTOR UNDER SHEAR AND NORMAL FORCES

著者 (4件)： 島弘 (高知工科大学 大学院工学研究科) ,  古内仁 (北海道大学 大学院工学研究院) ,  上田多門 (北海道大学 大学院工学研究院) ,  斉藤成彦 (山梨大学 大学院医学工学総合研究部)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 70  号： 3  ページ： 474-484 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼コンクリート複合構造における形鋼シアコネクタは,一般にはコンクリートの圧縮斜材からせん断力と垂直力を同時に受ける.しかし,この条件下での一般性のあるせん断耐力式およびせん断力-ずれ曲線式は提案されていない.そこで,本研究では,一長一短ある既往の実験結果を組み合わせることによって,新たに二種類のせん断耐力式を提案し,その精度を検証した.一つ目のモデルは,せん断耐力を圧縮斜材角度の関数とするものであり,圧縮斜材角度に関する適用範囲は限定される.二つ目は,垂直力が無い時のせん断耐力式に垂直力の影響分として垂直力に抵抗係数を乗じたものを累加するものであり,圧縮斜材の角度に関して連続した式となる.また,せん断力-ずれ変位曲線式としては,頭付きスタッドと同様の指数関数形が適用できる.(著者抄録)

シソーラス用語： *ずれ止装置 ,  *山形鋼 ,  *剪断強さ ,  *荷重-変形関係 ,  合成構造 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  鋼構造 ,  剪断力 ,  文献調査 ,  剪断変形 ,  形状効果 ,  許容範囲 ,  近似式 ,  圧縮力 ,  推定式 ,  *棒 ,  *金属棒 ,  *機械的性質 ,  *強度 ,  許容限界 ,  限界
準シソーラス用語： ずれ変位 ,  耐力式 ,  適用範囲 ,  *剪断力-ずれ変位関係

分類 (1件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H)

引用文献 (8件)：

• 2009 年制定 複合構造標準示方書,土木学会, 2009.12.
• 横田 弘,清宮 理:鋼・コンクリート合成部材での形鋼によるずれ止めの耐荷力,港湾技研資料,No.595, 運輸省港湾技術研究所,pp.1-24, Sept. 1987.
• 頭付スタッドの押抜き試験方法(案),JSSC テクニカルレポート,No.35,(社)日本鋼構造協会,pp.1-24, 1996.11.
• 上田多門,Chin, C. K.: 形鋼シアコネクタのせん断強度,第2回合成構造の活用に関するシンポジウム講演論文集,土木学会,pp.149-156,1989.9.
• Chuah, C. L., Shima, H. and Rungrojsaratis, V. : Loaddisplacement relationship of plate shape shear connector in steel-concrete composite structures, Proc. of JSCE, No.433/V-15, pp.223-229, August 1991.

タイトルに関連する用語 (9件)： せん断力 ,  垂直 ,  圧縮力 ,  山形鋼 ,  形鋼 ,  シアコネクタ ,  せん断耐力 ,  変位 ,  曲線