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J-GLOBAL ID：201502284827970805   整理番号：15A0433176

企業内弁理士から見た情報通信および創薬に関するパテントプールの調査報告

著者 (6件)： 小林和人 (平成25年度企業弁理士知財委) ,  澤田孝之 (平成25年度企業弁理士知財委) ,  堀口浩 (平成25年度企業弁理士知財委) ,  大和田昭彦 (平成25年度企業弁理士知財委) ,  新村和久 (平成25年度企業弁理士知財委) ,  永井隆 (平成25年度企業弁理士知財委)
資料名： パテント  (Patent)
巻： 68  号： 3  ページ： 86-100  発行年： 2015年03月10日 
JST資料番号： G0278A  ISSN： 0287-4954  CODEN： JAXXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 当委員会では,企業内弁理士の視点でパテントプールを巡る諸問題を多面的に調査した。第一部では,情報通信分野のパテントプールについて,技術標準の成立とパテントプールの必要性,標準化団体とパテントポリシー,特許宣言書(FRAND宣言)の例,パテントプールの概要,必須特許権者の仮説的分類モデル等を説明する。第二部では,創薬・医薬分野におけるパテントプールについて説明する。医薬分野においては,複数の必須特許が,複数の権利者に所有されているということは考えにくく,一般的にはパテントプールの形成土壌がない。ところが近年,パテントプールが試みられてきている。本稿では医薬品の特許権を集めたMedicines Patent Pool,および,診断方法に関する特許権を集めた Librassayについて調査分析を行った。

シソーラス用語： *弁理士 ,  *情報技術 ,  *通信技術 ,  *製品開発 ,  *ドラッグデザイン ,  新薬 ,  *技術基準 ,  *産業財産権 ,  *特許制度 ,  公益事業 ,  ライセンス ,  特許調査 ,  モデル ,  分類 ,  定性分析 ,  薬物 ,  協定
準シソーラス用語： 企業内弁理士 ,  創薬 ,  特許権 ,  分類モデル ,  TRIPS協定

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

引用文献 (20件)：

• 小川延浩・小林和人・永井隆「企業弁理士の役割と知財業界への貢献に関する一検討」日本知財学会 学術研究発表会 (2012)
• 小林和人・堀口浩・大和田昭彦「情報通信分野における標準必須特許とパテントプールの動向の分析」日本知財学会 学術研究発表会 (2013)
• 澤田孝之・新村和久・永井隆「創薬分野におけるパテントプールの現状と将来可能性」日本知財学会 学術研究発表会 (2013)
• 小林和人「標準規格必須特許のRAND実施料率に関する裁判例」パテントVol.67 No.7 (2014)
• 藤野仁三・江藤学「標準化ビジネス」白桃書房

タイトルに関連する用語 (6件)： 企業 ,  弁理士 ,  情報通信 ,  創薬 ,  パテント ,  調査報告