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J-GLOBAL ID：201502284933409934   整理番号：15A0486684

農作物の光合成および生産性の工学的改変による,将来における地球規模の食物需要に対する供給力強化

Meeting the Global Food Demand of the Future by Engineering Crop Photosynthesis and Yield Potential

著者 (5件)： LONG Stephen P. (Dep. of Plant Biology and Inst. for Genomic Biology, Univ. of Illinois, Urbana, IL 61801, USA) ,  LONG Stephen P. (Dep. of Crop Sciences, Univ. of Illinois, Urbana, IL 61801, USA) ,  MARSHALL-COLON Amy (Dep. of Plant Biology and Inst. for Genomic Biology, Univ. of Illinois, Urbana, IL 61801, USA) ,  ZHU Xin-Guang (CAS Key Lab. for Computational Biology, CAS-MPG Partner Inst. for Computational Biology, Shanghai 200031, PRC) ,  ZHU Xin-Guang (State Key Lab. of Hybrid Rice, Changsha, Hunan 410125, PRC)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 161  号： 1  ページ： 56-66  発行年： 2015年03月26日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 主要食物に対する需要増加が作物収量の増加を上回っており,今後その差が広がれば,今世紀半ばまでに大規模な食糧不足が生じる可能性がある。これは,緑の革命でとられた手法が今や生物学的限界に達したため,収量改善のペースが遅く,あるいは止まりつつあることから生じる問題である。光合成については農作物においてこれまでにほとんど改善されておらず,生物学的限界にはるかに及ばないレベルにあることから,主要農作物の遺伝的生産性を向上させるための残された主要標的として光合成が浮かび上がった。このように,時代的要請として,農作物における光合成過程の理解を促進し,in silico技術に支えられた遺伝子工学により情報を得て改善方法を導出できるようにする必要がある。本稿では,農作物の光合成効率を改善する有望な新手法について議論するとともに,効率改善をもたらすために必要な新規ツールについて紹介する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 光呼吸 ,  食糧資源 ,  食糧問題 ,  生産性 ,  *作物収量 ,  *光合成 ,  形質転換 ,  作物育種 ,  エネルギー変換効率 ,  環境順応 ,  農作物 ,  効率 ,  *遺伝子操作 ,  エネルギー代謝 ,  カルス培養
準シソーラス用語： 光合成過程 ,  光合成効率

分類 (4件)： 光合成  (EB10020I) ,  作物育種一般  (FC02010K) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 農作物 ,  光合成 ,  工学 ,  改変 ,  地球規模 ,  食物 ,  需要 ,  強化