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J-GLOBAL ID：201502284944907570   整理番号：15A0269681

マグネシウム水素化物脱水素特性向上のための添加物の実験的検討

An experimental survey of additives for improving dehydrogenation properties of magnesium hydride

著者 (3件)： ZHOU Chengshang (Dep. of Metallurgical Engineering, The Univ. of Utah, 135 South 1460 East, Room 412, Salt Lake City, UT, 84112-0114, USA) ,  FANG Zhigang Zak (Dep. of Metallurgical Engineering, The Univ. of Utah, 135 South 1460 East, Room 412, Salt Lake City, UT, 84112-0114, USA) ,  SUN Pei (Dep. of Metallurgical Engineering, The Univ. of Utah, 135 South 1460 East, Room 412, Salt Lake City, UT, 84112-0114, USA)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 278  ページ： 38-42  発行年： 2015年03月15日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MgH₂の水素貯蔵特性向上のための重要な方法として,広範な添加物の使用が知られている。しかし,種々の添加物の有効性を選択あるいは比較するために使える標準法が欠如している。本研究では,系統的な実験的検討を行ない,遷移金属,遷移金属酸化物,水素化物,金属間化合物,および炭素材を含む広範な添加物を,MgH₂の脱水素特性に対する影響に基づいて比較した。種々の添加物を加えたMgH₂は,高エネルギー高圧力遊星ボールミル法を用いて調製し,熱重量分析(TGA)技術を用いてキャラクタリゼーションした。結果は,TiとVに基づく金属,水素化物,およびある種の金属間化合物が,強い触媒作用を有することを示した。Al,In,Sn,Siのような添加物は,MgH₂脱水素の動力学に対して影響が少なく,一方緩やかな熱力学的不安定化効果を示した。添加物の組み合わせでは,MgH₂-In-TiMn₂系のような動力学的添加物と熱力学的添加物の両方を加えたMgH₂は,脱水素温度のめざましい低下を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *マグネシウム化合物 ,  *水素化物 ,  脱水素 ,  添加物効果 ,  炭素材 ,  金属間化合物 ,  ボールミル ,  *水素吸蔵
準シソーラス用語： *水素化マグネシウム ,  触媒作用

分類 (1件)： 気体燃料の製造  (YE02030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： マグネシウム ,  水素化物 ,  脱水素 ,  添加物 ,  実験