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J-GLOBAL ID:201502284983251614   整理番号:15A0466287

川崎舶用グリーンガスエンジン L30KG

著者 (2件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 18-24  発行年: 2015年04月10日 
JST資料番号: L1693A  ISSN: 0918-7510  CODEN: KUENE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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船舶からの排出ガスの内,環境上の問題が指摘されるものに,NO<sub>x</sub>,SO<sub>x</sub>,CO<sub>2</sub>がある。リーンバーン天然ガスエンジンの適用は,NO<sub>x</sub>,SO<sub>x</sub>,CO<sub>2</sub>の排出を同時に削減できる手段である。2007年に副室火花点火式リーンバーン方式の川崎舶用グリーンガスエンジンを開発した。独自のノッキング検知システムを備え49.5%の高い発電効率を達成すると同時に,200ppm以下のNO<sub>x</sub>排出量という高い環境性能を有し,製品の特長として次の点が挙げられる;(1)安全性・冗長性の向上:燃料ガス管を二重管構造とし,外管と内管の間を1時間あたり30回以上換気することや,燃料ガス遮断弁と開放弁を二重化することにより,遮断弁の冗長性,緊急時の瞬時の燃料ガス開放を可能にしたダブルブロック&ブリード機能を構成している。(2)運転可能な回転数範囲の拡張:可変ピッチプロペラを適用した推進系において,部分負荷運転のプロペラ回転数を抑えることにより,良好な推進効率が得られる。(3)幅広い燃料ガス成分に対応:天然ガスはLNGの状態で搭載されるが,制御システムの改良委により,ガス状成分の変動への対応能力を拡大させている。(4)出力変動要求への追従性の向上:ノッキング検知に加え,燃料噴射時期の変動により負荷変動の程度を判定する機能を追加することにより,大きな負荷変動中にはノッキング抑制を優先した点火タイミングとし,それ以外の場合は効率を最大とする点火タイミングに設定できるようになった。
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分類 (1件):
分類
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火花点火機関 
タイトルに関連する用語 (3件):
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