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J-GLOBAL ID：201502285013937480   整理番号：15A0582704

FTIR-ATR法によるスペルトコムギ及び普通コムギのハイブリッド間ならびにその親の品種の識別

Discrimination Between the Grain of Spelt and Common Wheat Hybrids and their Parental Forms Using Fourier Transform Infrared-Attenuated Total Reflection

著者 (4件)： WIWART Marian (Univ. Warmia and Mazury in Olsztyn, Olsztyn, POL) ,  KANDLER Wolfgang (Univ. Natural Resources and Life Sci. Vienna, Tulln, AUT) ,  SUCHOWILSKA Elzbieta (Univ. Warmia and Mazury in Olsztyn, Olsztyn, POL) ,  KRSKA Rudolf (Univ. Natural Resources and Life Sci. Vienna, Tulln, AUT)
資料名： International Journal of Food Properties  (International Journal of Food Properties)
巻： 18  号： 1-4  ページ： 54-63  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： W1141A  ISSN： 1094-2912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fourier変換赤外-減衰全反射(FTIR-ATR)分光分析により,栽培して収穫後に実験室ミルで製粉したTriticum speltaXT.aestivum及びT.aestivumXT.spelta間のシングル交雑のF₅ハイブルッド及びそれらの親,普通コムギの3栽培品種(Torka,Kontesa及びZebra)など,合せて24のハイブリッド試料を分析した。900~1200cm^-1,1520~1550cm^-1,1637~1655cm^-1及び2850~2955cm^-1の極大値はそれぞれ炭水化物,アミドI,アミドII及び脂質に対応した。多くの場合,スペルト対普通及びハイブリッド間に有意差が見られたが,普通コムギXスペルトハイブリッド間対スペルトX普通コムギハイブリッド間,又はハイブリッド(集合的な)及び普通コムギ間には有意な差は観察されなかった。FTIR-ATR分光分析は主として化合物の分析に利用されているが,他の分析方法との併用によって穀物などの多様な植物の遺伝的な関連性の評価に利用可能と考えられる。

シソーラス用語： *Fourier変換赤外分光分析 ,  *ATR分光法 ,  *FTIR分光法 ,  コムギ ,  コムギ属 ,  栽培品種 ,  交雑 ,  種間雑種 ,  生物分類
準シソーラス用語： *FTIR-ATR ,  Triticum aestivum ,  Triticum spelta ,  減衰全反射 ,  種間ハイブリッド ,  種判別 ,  品種識別 ,  普通コムギ

分類 (3件)： 植物分類学  (EH01030N) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  食品工業一般  (FJ02010F)

タイトルに関連する用語 (6件)： FTIR-ATR ,  スペルトコムギ ,  普通コムギ ,  親 ,  品種 ,  識別