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J-GLOBAL ID：201502285112325526   整理番号：15A0315554

ゲーム改質理論とそのバレーボールへの応用

Game-Refinement Theory and Its Application to Volleyball

著者 (3件)： TAKEUCHI Junki (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol.) ,  RAMADAN Rido (Inst. Teknologi Bandung) ,  IIDA Hiroyuki (Japan Advanced Inst. of Sci. and Technol.)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2014  号： GI-31  ページ： VOL.2014-GI-31,NO.3 (WEB ONLY)  発行年： 2014年03月10日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,ゲーム改質理論(game-refinement theory)の最近の開発成果を紹介し,そのバレーボールゲームへの応用を示した。ゲーム改質理論は,ゲームの成果の不確かさに焦点をあて,娯楽効果とゲームの洗練度を測る新しい理論として2003年に提案された。ゲーム改質理論の当初の枠組みはチェスや囲碁のようなボードゲームの分野で形作られた。後になって,ゲーム情報発展の一般モデルを考慮しながら,他方でスポーツゲームを含む様々なタイプのゲームに拡張された。スポーツゲームのルール改定とその影響をゲーム改質理論に基づいて観察することに興味を持った。本調査のテストベッドとしてバレーボールを選択した。15点のサイドアウト制から25点のラリーシステムへのルール改定は,ゲームをより魅力的にするために良いようであった。すなわちゲーム改質評価値が高くなるようであった。しかし,その値はゲーム改質評価値の快適領域の上限よりも高いようであった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *バレーボール ,  娯楽 ,  *経営管理 ,  情報科学 ,  *規則 ,  ゲーム理論 ,  改質 ,  ゲーム情報学 ,  *スポーツ ,  人文科学 ,  理論
準シソーラス用語： *スポーツ経営 ,  *ルール

分類 (1件)： ゲーム理論  (KA03060T)

引用文献 (15件)：

• Iida, H. (2000). Three Master's Model, Game Programming Workshop in Japan, Hakone.
• Iida, H., Takeshita, N., Yoshimura, J. (2002). A Metric for Entertainment of Boardgames: its implication for evolution of chess variants. In: Nakatsu, R., Hoshino, J. (eds.) IWEC 2002 Proceedings, pp. 65-72. Kluwer
• Iida, H., Takehara, K., Nagashima, J., Kajihara, Y., Hashimoto, T. (2004). An application of game refinement theory to Mah-Jong. In: International Conference on Entertainment Computing (ICEC2004), LNCS 3166, pp. 333- 38.
• Iida, H., Nakagawa, T., Spoerer, K. (2012). Game information dynamic models based on fluid mechanics. Entertainment Computing, 3(3): 89-99
• Majek, P. and IidaH. (2004). Uncertainty of Game OutcomeProceedings of Inter Academia, 3rd Int. Conf. on Global Research and Education in Intelligent Systems. Budapest, Hungary171-180

タイトルに関連する用語 (5件)： ゲーム ,  改質 ,  理論 ,  バレーボール ,  応用