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J-GLOBAL ID:201502285242952549   整理番号:15A0230279

神経幹細胞/前駆細胞におけるN-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼV(GnT-V)の顕著な発現

Predominant expression of N-acetylglucosaminyltransferase V (GnT-V) in neural stem/progenitor cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 68-78  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7041A  ISSN: 1873-5061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経幹細胞/前駆細胞(NPCs)は,種々のN-グリカンと呼ばれるアスパラギン結合オリゴ糖鎖を細胞表面に持っており,主としてハイブリッド型および複合型N-グリカンを生成する。しかし,β1,6分枝N-グリカンを形成する酵素N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ-V(GnT-V)の発現様式とその機能はよく分っていない。この研究では,増殖を維持した状態あるいは分化した状態の培養NPCsを用いて,RT-PCR,ウエスタンブロット,レクチンブロットによってGnT-Vの発現を解析した。増殖細胞では顕著にGnT-Vが発現していたが,細胞の分化に伴って発現は消失した。脳の切片中では,多くのGnT-V陽性の神経系細胞が胎生13日目のマウスの大脳皮質に見られたが,ダブルコルチン(Dcx)およびGnT-Vの二重陽性NPCsは成熟個体の側脳室にはほとんど観察されなかった。運動皮質が低温障害を受けた後に,運動機能が回復したマウスではDcx,GnT-V二重陽性NPCsが傷害部位に多く蓄積していた。一方,機能が回復していない個体では,その数は少なかった。これらの結果は,GnT-Vの発現はNPCsの分化過程で厳密に制御されており,NPCsでのGnT-Vとその反応産物の発現は脳の傷害からの機能的回復に重要であることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  発生と分化  ,  糖質・糖鎖一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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