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J-GLOBAL ID:201502285330605786   整理番号:15A0423909

SLC38A9はmTORC1を制御するリソソームのアミノ酸感知装置の構成要素である

SLC38A9 is a component of the lysosomal amino acid sensing machinery that controls mTORC1
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資料名:
巻: 519  号: 7544  ページ: 477-481  発行年: 2015年03月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞の成長や増殖は栄養素利用可能性に密接に関連している。mTORC1(mechanistic target of rapamycin complex1)は,増殖因子の有無,エネルギーレベル,グルコースおよびアミノ酸を統合して,代謝状態や細胞応答を調節する。mTORC1は,RAG GTPアーゼおよびRagulator複合体によりリソソームの表面で完全には理解されていない機構を介して活性化される。この機構は,リソソーム内腔でのアミノ酸利用可能性を監視し,小胞のH+-ATPアーゼが関与している。今回我々は,特徴が明らかになっていないヒトSLC38A9(member9 of the solute carrier family38)がアミノ酸輸送能を有するリソソーム膜内在性タンパク質であることを報告する。大規模な機能的プロテオーム解析から,SLC38A9がRagulator-RAG GTPアーゼ装置の不可欠な成分であることが明らかになった。SLC38A9の機能を獲得すると細胞はアミノ酸除去に対して耐性を持つようになり,一方,SLC38A9の発現喪失によりアミノ酸誘導性のmTORC1活性化が阻害された。従って,SLC38A9は,mTORの活性化を制御するアミノ酸感知装置の物理的かつ機能的な構成要素である。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (1件):
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細胞膜の輸送 
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