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J-GLOBAL ID：201502285442111786   整理番号：15A0228013

年の冷季および暑季の間の泌乳牛における定時人工受精のためのエストラジオールベースのプロトコル開始時のゴナドトロピン放出ホルモン処置および終了時の2回目プロスタグランジンF_2α処置の追加の影響

Effect of adding a gonadotropin-releasing-hormone treatment at the beginning and a second prostaglandin F_2α treatment at the end of an estradiol-based protocol for timed artificial insemination in lactating dairy cows during cool or hot seasons of the year

著者 (6件)： PEREIRA M.H.C. (Faculdade de Medicina Veterinaria e Zootecnia, Universidade Estadual Paulista (UNESP), Botucatu, SP 18618-000, BRA) ,  WILTBANK M.C. (Dep. of Dairy Sci., Univ. of Wisconsin, Madison 53706) ,  BARBOSA L.F.S.P. (Faculdade de Medicina Veterinaria e Zootecnia, Universidade Estadual Paulista (UNESP), Botucatu, SP 18618-000, BRA) ,  COSTA W.M. (Faculdade de Medicina Veterinaria e Zootecnia, Universidade Estadual Paulista (UNESP), Botucatu, SP 18618-000, BRA) ,  CARVALHO M.A.P. (MCA Veterinary Clinic, Minas Gerais, Passos 37900002, BRA) ,  VASCONCELOS J.L.M. (Dep. of Animal Production, Sao Paulo State Univ., Botucatu 18168-000, BRA)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 98  号： 2  ページ： 947-959  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,エストラジオール(E2)とプロゲステロン(P4)に基づく定時人工受精(TAI)で,排卵前の卵胞発育中循環P4を高めるため開始時にGnRHをE2-安息香酸と組み合わせることで,また,TAI間近のP4を減少させるために終了時に2回のプロスタグランジンF_2α(PGF)処置によって,受精能が高まる可能性があるという仮説を立てた。冷季または暑季に,ホルスタイン泌乳牛を,以下の3処置のうちの1つに,続くTAI(第0日)のため無作為に割り当てた:1)対照:第-11日にCIDR挿入+2mgのE2-安息香酸,第-4日にPGF,第-2日にCIDR抜去+1.0mgのE2-シピオン酸,および第0日にTAI;2)2PGF:第-2日に2回目PGF処置の追加を伴う対照と同じ;3)GnRH:第-11日に100μgのGnRH処置の追加を伴う2PGFと同じ。TAI後32日目および60日目に妊娠診断を実施した。季節は多くの繁殖学的に大きな影響を与え,冷季は暑季よりも,PGF時の黄体(CL)保有乳牛の割合,排卵卵胞の直径,発情の発現,処置後の排卵,および人工受精当たりの妊娠(P/AI)が高かった。GnRH処置は,対照および2PGF処置と比べ,PGF時にCLを有する乳牛の割合およびP4を増加させた。GnRH処置は,TAI後32日目と60日目の妊娠診断時のP/AIが対照より高く,2PGF処置は中間であった。GnRH処置がP/AIに及ぼすプラス効果は冷季でのみ認められ,暑季では認められなかった。また,GnRHの効果は,処置開始時のP4が低い(<3ng/mL)乳牛でのみ認められたが,高P4で処置開始乳牛では認められなかった。さらに,PGF時のCLの存在は卵胞直径と相互作用し,PGF時にCLを有する乳牛が,TAI間近に小さい卵胞よりもむしろ大きい卵胞を排卵した場合に,P/AIがより高かった。従って,TAIに対する繁殖能は,年の冷季の間,および処置開始時のP4が低い乳牛で,GnRH処置を用いE2/P4ベース処置の開始時に排卵を誘発することで改善することができる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *乳牛 ,  *繁殖管理 ,  *人工受精 ,  *生殖能力 ,  エストロゲン ,  黄体ホルモン ,  性腺刺激ホルモン放出ホルモン ,  プロスタグランジン ,  季節的変動 ,  ホルスタイン ,  製剤 ,  動物用医薬品 ,  筋肉内投与 ,  超音波検査 ,  受胎率 ,  夏 ,  冬 ,  黄体 ,  卵胞 ,  直径 ,  発情 ,  排卵 ,  血清中濃度 ,  血液化学検査 ,  併用効果 ,  依存性 ,  性周期 ,  ステロイド ,  フェノール類 ,  ジオール ,  脂環式化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  芳香族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  ジエン ,  不飽和アルコール
準シソーラス用語： CIDR ,  *定時人工受精 ,  *排卵同期化

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

物質索引 (6件)： エストラジオール ,  エストラジオールシピオナート ,  エストラジオール安息香酸エステル ,  ジノプロストトロメタミン ,  プロゲステロン ,  プロスタグランジンF_2α

タイトルに関連する用語 (7件)： 泌乳牛 ,  定時人工受精 ,  エストラジオール ,  プロトコル ,  ゴナドトロピン放出ホルモン ,  処置 ,  プロスタグランジンF2α