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J-GLOBAL ID:201502285595032613   整理番号:15A0693010

新規クロマチン関連間葉系調節因子: n-CHD9は核小体に局在化してリボソーム遺伝子と相互作用する

New Face for Chromatin-Related Mesenchymal Modulator: n-CHD9 Localizes to Nucleoli and Interacts With Ribosomal Genes
著者 (9件):
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巻: 230  号:ページ: 2270-2280  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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間葉系幹細胞の複数細胞系列への分化は特異的プロモータに結合する転写因子や共役因子の複合体が協調して進行する。クロマチン関連間葉系調節因子CHD9はin vitroでATP依存的にヌクレオソーム位置を変更するリモデリング活性を持つことが明らかにされている。エピジェネテイク的にCHD9は修飾H3-(K9me2/3およびK27me3)と結合する。過去に,CHD9の組織特異的遺伝子のRNAポリメラーゼ-II(Pol-II)依存的転写における役割を示唆した。RNAポリメラーゼ-I(Pol-I)関連リボソーム遺伝子座の転写は特異的細胞運命に移行する経路にも関係しているが,この転写におけるCHD9の機能はほとんど分かっていない。本研究ではイメージングや分子的アプローチにより核小体におけるPol-I,フィブリラリン,及び上流結合因子(UBF)とダイナミックに結合する核小体局在化CHD9(n-CHD9)の新形態を見出した。転写阻害剤はrDNAの活発な転写部位である核小体コンパートメントを無秩序化した。要約すると,これら結果は,n-CHD9のフィブリル状中心におけるRNApol-I転写とのリンクを示唆する。クロマチン免疫沈降(ChIP)とTILLING法(ChIP-chip)によりrRNA生物発生におけるPol-Iへのn-CHD9の会合を明らかにした。これらの新知見は,既知の機能に加えて組織特異的な遺伝子の転写制御と関連したクロマチン制御におけるCHD9の関与やrDNA遺伝子調節機能を裏付ける。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般 

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