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J-GLOBAL ID:201502285749512770   整理番号:15A0760076

アルギン酸塩ゲル重合体による使用済み核燃料溶液からのジルコニウムの除去

Removal of zirconium from spent fuel solution by alginate gel polymer
著者 (3件):
資料名:
巻: 82  ページ: 69-73  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: H0693A  ISSN: 0149-1970  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルギン酸塩ゲル重合体中のジルコニウム(Zr)取り込みのふるまいと,使用済み核燃料溶液からのZrの除去が,バッチとカラム法により研究された。第一歩として,アルギン酸塩ゲル重合体が合成され,調整された。Zrの取り込みが,バッチ法により幾つかの濃度のHNO3溶液(0.01M~9M HNO3)において,調査された。1M HNO3において,ストロンチウム(Sr),コバルト(Co),ウラン(U)と鉄(Fe)よりも強いZrの親和性が,示された。アルギン酸塩ゲル重合体の高い荷電イオンにより,カチオン結合が強いことが,報告された。対照的に,遊離水溶性イオンZr4+は,高い酸性溶液において,Zr種の支配的な形態である。それ故,Zrの強い親和性が説明される。核燃料再処理からの実際のHLLW中のHNO3濃度に近い2.6M HNO3溶液において,Zrの取り込み速度も評価された。Zrの取り込みは,2時間以内に平衡に達した。カラム実験に関しては,希土類元素(REEs),白金族金属,アルカリ金属,アルカリ土類金属,および他の元素を含む核分裂生成物(FPs)溶液が,実際の使用済み核燃料から調製され,HNO3濃度が2.6Mに調整された。カラム実験において,アルギン酸塩ゲル重合体がカラムに充填され,次にクロマトグラフィ実験が,実際の使用済み核燃料から調製されたFPs溶液を用いて実施された。その結果,Zrの95%以上がFPs溶液から除去された。モリブデン(Mo),テクネチウム(Tc),イットリウム(Y),パラジウム(Pd),テルリウム(Te),セシウム(Cs),およびREEsが,H2O並びに,1Mと3MのHNO3の連続使用により溶出された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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核燃料再処理 

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