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J-GLOBAL ID：201502285874330810   整理番号：15A0290947

自己パルスμ-APPJにおけるヘリウムの準安定密度発展

Helium metastable density evolution in a self-pulsing μ-APPJ

著者 (5件)： SPIEKERMEIER Stefan (Ruhr-Univ. Bochum, Bochum, DEU) ,  SCHROEDER Daniel (Ruhr-Univ. Bochum, Bochum, DEU) ,  SCHULZ-VON DER GATHEN Volker (Ruhr-Univ. Bochum, Bochum, DEU) ,  BOEKE Marc (Ruhr-Univ. Bochum, Bochum, DEU) ,  WINTER Joerg (Ruhr-Univ. Bochum, Bochum, DEU)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 48  号： 3  ページ： 035203,1-9  発行年： 2015年01月28日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非熱大気圧マイクロプラズマジェット(μ-APPJ)は,特に,生体医療分野などへの応用において注目されている。これらのプラズマでは,非常に多くの反応性化学種や光子を発生し,それが生体組織へおよぼす効果が研究されている。μ-APPJに関して,RF駆動μ-APPJでは,低パワーでαグローモードで,また,高パワーでは明るい狭窄アーク状放電を示す。これらの2つの動作モード間の転移は,ジェット内の不安定性がきっかけで起こることがわかっているが,これらの転移に付随する過渡現象については余りよくわかっていない。そこで,本論文では,ダイオードレーザ吸収分光により測定した,ラジオ周波数(RF)で駆動される自己パルスμ-APPJにおけるヘリウム原子の³s₁準安定状態の密度の時間発展について報告する。密度マップを作製し,放電内の準安定ダイナミクスを明らかにした。各パルス毎に,プラズマはグローモードと共存する伝播する明るい狭窄放電を示した。このプロファイルから,準安定状態にある原子密度は狭窄放電内で増大することがわかった。特に,シース領域では,一様なグローモード領域の密度よりも3桁大きくなった。2つのパルスの中間では,準安定密度は約100μsの減衰時間で減衰した。狭窄放電の伝播速度も決定した。

シソーラス用語： *自励発振 ,  *プラズマ ,  *準安定状態 ,  プラズマジェット ,  グロー放電 ,  アーク放電 ,  レーザ分光法
準シソーラス用語： レーザ吸収分光法 ,  ヘリウムプラズマ ,  自己パルス発振 ,  *大気圧マイクロプラズマ

分類 (1件)： 気体放電  (BJ03020T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自己 ,  パルス ,  ヘリウム ,  発展