文献

J-GLOBAL ID：201502285982141226   整理番号：15A0633256

熱サイフォン型再沸器内の汚染の監視

Fouling Monitoring in Thermosiphon Reboiler

著者 (5件)： KUWAHARA Takuya (Mitsubishi Chemical Corp., Okayama, JPN) ,  WIBOWO Christianto (ClearWaterBay Technol., Inc., California, USA) ,  KUBOYAMA Akiya (Mitsubishi Chemical Corp., Okayama, JPN) ,  NAKAMURA Mitsutaka (Mitsubishi Chemical Corp., Okayama, JPN) ,  YAMANE Yoshihiro (Mitsubishi Chemical Corp., Okayama, JPN)
資料名： Heat Transfer Engineering  (Heat Transfer Engineering)
巻： 36  号： 5/8  ページ： 780-786  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： C0903A  ISSN： 0145-7632  CODEN： HTEND2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プラント運転監視データを用いて,熱交換器,特に熱サイフォン型再沸器の汚染挙動を解析する方法を提示した。汚染係数の解析のために,再沸器と蒸留塔の過去の時間的データが用いられる。総括熱伝達係数の初期の値と現在の値から汚染による熱抵抗が計算される。総括熱伝達係数の初期値は一定でなく,運転条件に依存する。このため,現在の監視データが不十分な場合には,次元解析によって求められた相関式を用いて総括熱伝達係数の初期値を計算する。相関式のパラメータは,洗浄後の短期間に全く汚染がないと仮定し,その間のプラント運転データを用いて決定する。これにより,清浄期間,汚染開始点,汚染成長率,漸近挙動,洗浄による脱着などを特定できる。この方法による予測は監視データと比較的良い一致を示した。この方法は汚染機構の型式に依らず適用できる利点がある。

シソーラス用語： *熱サイフォン ,  *リボイラ ,  *汚染監視 ,  プラント ,  監視 ,  汚染 ,  蒸留塔 ,  熱伝達率 ,  熱抵抗 ,  次元解析 ,  相関関数 ,  洗浄
準シソーラス用語： 状態監視 ,  汚染特性 ,  運転条件 ,  相関式

分類 (1件)： 蒸留,蒸発  (XD02010F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱サイフォン ,  再沸器 ,  汚染