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J-GLOBAL ID：201502286032202373   整理番号：15A0690068

高分子材料の測定・分析技術と評価 第49回 接着剤のトラブルと解析の仕方

著者 (1件)： 大武義人 (化学物質評価研究機構)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 66  号： 6  ページ： 112-120  発行年： 2015年06月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 接着剤に関わる劣化とトラブル解析の仕方について述べた。劣化の態様として熱劣化と水劣化(加水分解,膨潤)を挙げてそれぞれについて説明した。特にプラスチックは疎水性であると考えられがちであるが,意外と水劣化を生じやすい点に注意を喚起した。接着トラブルの主原因を接着手法に起因するもの(硬化不足,異物混入,光・熱劣化,加水分解,塗布操作の誤り)と接着剤に起因するもの(接着剤選定の誤り,配合不良,分散不良,添加剤移行,ゲル化,吸湿)に分けて解説した。更に接着剤や洗浄剤に由来する不純物による接着力低下,プライマ及び接着剤塗布量の不適による接着不良,接着剤相分離(使用前の撹拌不足)の影響,自動車内装に用いた接着剤から放出された低分子量成分による窓ガラスの曇り(フォギング)対策(試験装置,曇り測定器)などについて述べた。

シソーラス用語： 接着剤 ,  *合成樹脂接着剤 ,  建設工法 ,  *作業管理 ,  *品質管理 ,  保証 ,  実態調査 ,  技術 ,  熱劣化 ,  加水分解 ,  膨潤 ,  資材管理 ,  対策
準シソーラス用語： 計測技術 ,  材料管理 ,  *性能保証 ,  *接着工法 ,  防止策

分類 (2件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子材料 ,  分析 ,  評価 ,  接着剤 ,  トラブル ,  解析