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J-GLOBAL ID:201502286056381236   整理番号:15A0521748

アンチセンスオリゴヌクレオチド-デンドリマーナノ複合体のイオン泳動デリバリーによる局所遺伝子サイレンシング:皮膚癌マウスモデルでの概念の実証

Topical gene silencing by iontophoretic delivery of an antisense oligonucleotide-dendrimer nanocomplex: the proof of concept in a skin cancer mouse model
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 3903-3914  発行年: 2015年03月04日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ポリ(アミドアミン)(PAMAM)デンドリマーをアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)のイオン泳動デリバリー法向けキャリアとしての使用可能性について調べることであった。皮膚癌に関係する局所性の遺伝し蛋白質であるBcl-2をモデルの標的蛋白質に用いて,局所遺伝子サイレンシング法を実証した。共焦点レーザースキャン顕微鏡研究は,このイオン泳動デリバリー法で送られたASO-デンドリマー複合体はブタの皮膚の生上皮細胞に到達できることを証明した。これに対して能動的に送られた遊離型またはデンドリマー複合体型ASOは主に角質層に局在した。細胞のASOの取り込みは,デンドリマー複合体によって有意に高められ,複合体は細胞内のBcl-2レベルを抑制した。皮膚癌マウスモデルにおいて,イオン泳動法で送られたASO-デンドリマー複合体は腫瘍の体積を45%縮小させ,それに合わせてBcl-2蛋白質レベルも低下した。イオン泳動法で送られたASO-デンドリマー複合体は皮膚癌においてアポトーシスを有意に誘発した。本研究の所見は,全体として,デンドリマーが皮膚疾患の局所遺伝子サイレンシング法開発にとって有望なナノキャリアであることを証明したCopyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  基礎腫よう学一般  ,  皮膚の腫よう 
タイトルに関連する用語 (10件):
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