文献

J-GLOBAL ID：201502286217390230   整理番号：15A0597666

コミュニケーション 過冷却で密閉流体の局所構造-移動度関係は逆転する

Communication: Local structure-mobility relationships of confined fluids reverse upon supercooling

著者 (4件)： BOLLINGER Jonathan A. (McKetta Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Texas at Austin, Austin, Texas 78712, USA) ,  JAIN Avni (McKetta Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Texas at Austin, Austin, Texas 78712, USA) ,  CARMER James (McKetta Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Texas at Austin, Austin, Texas 78712, USA) ,  TRUSKETT Thomas M. (McKetta Dep. of Chemical Engineering, Univ. of Texas at Austin, Austin, Texas 78712, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 16  ページ： 161102-161102-5  発行年： 2015年04月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現実のコロイド薄膜を模擬するために設計した密閉二成分剛体球混合物の構造および動的特徴を検討した。ニュートン的あるいは過減衰Langevin動力学のどちらかに支配される計算機シミュレーションと,Fokker-Planck方程式に基づく方法を含む他の技法も一緒に用い,この流体の構造的に等方的および不均一な次元に沿う粒子の位置依存および平均拡散性を測定した。中間的な充填分画では,閉じ込めの方法に垂直な局所単一粒子拡散性は,高い全充填分画の領域では高いが,これらの傾向は,より高密の平均充填で膜が過冷却されると,逆転する。粒子移動に関する補助的な短時間測定は,実験的な過冷却コロイドシステムに関して得られたデータを映し出している。平均動力学は,支配している微視的な動力学にかかわらず,粒子挿入に関して得られる空間の分布に基づいて,拡散性において数桁の大きさにわたって,近似的に予測できることを見出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *過冷却 ,  *流体 ,  *構造 ,  *移動度 ,  コロイド ,  薄膜 ,  二成分系 ,  剛体球 ,  動力学 ,  Fokker-Planck方程式 ,  拡散
準シソーラス用語： *局所構造 ,  Langevin動力学 ,  拡散性

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： コミュニケーション ,  過冷却 ,  密閉 ,  流体 ,  局所構造 ,  移動度 ,  逆転