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J-GLOBAL ID：201502286296501751   整理番号：15A0530871

酒石酸の電気化学認識用のカーボンナノチューブ-シクロデキストリン付加物

Carbon nanotube-cyclodextrin adducts for electrochemical recognition of tartaric acid

著者 (4件)： WANG Ning (Coll. of Material Sci. & Chemical Engineering, Tianjin Municipal Key Lab of Fiber Modification and Functional Fiber ...) ,  CHANG Peter R. (Bioproducts and Bioprocesses National Sci. Program, Agriculture and Agri-Food Canada, 107 Sci. Place, Saskatoon, SK ...) ,  ZHENG Pengwu (School of Pharmacy, Jiangxi Sci. and Technol. Normal Univ., Nanchang, Jiangxi 330013, CHN) ,  MA Xiaofei (Chemistry Dep., School of Sci., Tianjin Univ., Tianjin 300072, CHN)
資料名： Diamond and Related Materials  (Diamond and Related Materials)
巻： 55  ページ： 117-122  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： W0498A  ISSN： 0925-9635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β-シクロデキストリン(CD)はキラル選択剤であり,カーボンナノチューブ(CNT)は優れた吸着剤で電子移動用の良好な導電体であるために,キラルエナンチオマの電気化学認識用として,酸化されたCNTをヒドラジン水和物で還元する間にCDをCNTに共有結合的に付着させた。得られたCNT-CDは,CDからの親水性基のために水中によく分散させることができた。CNT-CD,メチレンブルー(MB)およびガラス状炭素電極(GCE)から成る改良電極をキラル酒石酸(TA)の電気化学認識用として設計した。β-CDは,選択的にL-TAを保持するため,この安定な複合体は,電子移動を阻害し,MBの酸化還元電流を直線的に低下させた。水溶液中のL-TAあるいはD-TAの濃度を酸化還元ピーク電流(ΔI)と濃度の間のその線形方程式から推定することができ,そして,線形関係,ΔI(μA)=0.068×(L-TA比×100%)+8.2があるために,TA試料中のL-TAのエナンチオマ比をΔIを定量することにより計算することができた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *シクロデキストリン ,  付加物 ,  表面改質 ,  カリウム化合物 ,  過マンガン酸塩 ,  *酸化 ,  ヒドラジン ,  還元 ,  固定 ,  共有結合 ,  *光学分割 ,  添加剤 ,  エナンチオマ ,  窒素複素環化合物 ,  *炭素電極 ,  ガラス状炭素 ,  *ヒドロキシ酸 ,  *電気化学反応 ,  *分子認識 ,  光学異性 ,  *化学修飾電極 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： ガラス状炭素電極 ,  キラル選択剤 ,  キラル認識 ,  過マンガン酸カリウム ,  共有結合固定

分類 (4件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  多糖類  (CF10054P) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (2件)： メチレンブルー ,  酒石酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 酒石酸 ,  電気化学 ,  カーボンナノチューブ ,  シクロデキストリン ,  付加物