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J-GLOBAL ID：201502286317265778   整理番号：15A0267135

CdSナノダイポール太陽電池

A CdS nanodipole solar cell

著者 (3件)： HUANG Fang (Key Lab. of Solar Thermal Energy and Photovoltaic System, Inst. of Electrical Engineering, Chinese Acad. of Sciences ...) ,  LIU Xiangxin ,  WANG Wenjing
資料名： Progress in Photovoltaics  (Progress in Photovoltaics)
巻： 23  号： 3  ページ： 319-330  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： W0463A  ISSN： 1062-7995  CODEN： PPHOED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノダイポール光起電力効果の機構を理解するための,ナノダイポール太陽電池の重要な特性を報告する。窒素雰囲気中で高温CdCl₂処理によりCdS-CdTe擬似双晶系を得,亜鉛を混合したCdS_0.04Te_0.96に埋め込まれたCdS_0.956Te_0.044ナノダイポールウルツ鉱が確認された。垂直方向と水平方向のピエゾエレクトリック力顕微鏡を用いてウルツ鉱CdS_0.956Te_0.044による強く同期した面内ピエゾ応答が得られた。得られたピエゾ応答と同様の電気的履歴現象がグレイン境界に存在し,外部直流電界で変化する。この現象は,光起電力の履歴現象に重要な役割を果たす。さらに,高解像度透過型電子顕微鏡分析により,フィルム中にCdS_0.956Te_0.044の六方晶系の形成が見られた。マクロスケールでは,対称構造のCdSナノダイポール素子の光起電力は,直流電流の印加後に調整可能で安定となった。光起電力の調整可能な性質は,古典的な接合素子の理論では説明できなかった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *太陽電池 ,  光起電力 ,  化合物半導体 ,  双晶 ,  ウルツ鉱型結晶 ,  *埋込み【挿入】 ,  *カドミウム化合物 ,  *テルル化物 ,  *セレン化物 ,  *圧電気 ,  力顕微鏡 ,  六方晶系 ,  結晶粒界 ,  *双極子 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： ナノダイポール ,  擬似双晶 ,  粒界

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (3件)： CdS ,  ダイポール ,  太陽電池