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J-GLOBAL ID：201502286325038870   整理番号：15A0338978

虚血性発作の治療標的としての誘導型グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ

Inducible Glutamate Oxaloacetate Transaminase as a Therapeutic Target Against Ischemic Stroke

著者 (3件)： KHANNA Savita (Ohio State Univ. Wexner Medical Center, Ohio) ,  BRIGGS Zachary (Ohio State Univ. Wexner Medical Center, Ohio) ,  RINK Cameron (Ohio State Univ. Wexner Medical Center, Ohio)
資料名： Antioxidants & Redox Signaling  (Antioxidants & Redox Signaling)
巻： 22  号： 2  ページ： 175-186  発行年： 2015年01月10日 
JST資料番号： W2321A  ISSN： 1523-0864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルタミン酸の神経毒性は中枢神経系の多くの疾患で中心的な役割を果しており,虚血性発作では細胞外のグルタミン酸濃度の上昇が生じ,ニューロン死が誘発する。グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT)はグルタミン酸アミノ基のTCAサイクル中間体オキサロ酢酸への転移を触媒し,酸素感受性的にアップレギュレーションされる。近年,齧歯類の虚血性発作モデルへの組換ヒトGOT静脈投与が脳のグルタミン酸濃度を効果的に低下することが見出され,さらにレッドクローバー由来の植物エストロゲン,ビオカニンAはGOT発現を誘導して酵素活性を増大させ,発作傷害を保護することが示された。本低分子イソフラボンは臨床研究への適用が容易で,新規治療法開発の有望リード化合物とされる。る。

シソーラス用語： *アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ,  *イソフラボノイド ,  酵素誘導 ,  保護作用 ,  *神経伝達物質 ,  *神経毒性 ,  解毒 ,  クエン酸サイクル ,  ターゲティング ,  *脳虚血 ,  病態生理 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 治療標的 ,  *植物エストロゲン ,  神経保護作用

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 虚血性発作 ,  治療標的 ,  誘導 ,  グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ