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J-GLOBAL ID：201502286335212037   整理番号：15A0638590

皮膚癌の予防と治療における抗酸化物質の役割

The Role of Antioxidants in Skin Cancer Prevention and Treatment

著者 (4件)： GODIC Aleksandar (Addenbrooke’s Hospital, Cambridge, GBR) ,  POLJSAK Borut (Fac. of Health Studies, Ljubljana, SVN) ,  ADAMIC Metka (Dermatology Centre Parmova, Ljubljana, SVN) ,  DAHMANE Raja (Fac. of Health Studies, Ljubljana, SVN)
資料名： Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web)  (Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web))
巻： 2014  ページ： 860479 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U7012A  ISSN： 1942-0900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 皮膚細胞は常に外的内的起源からの活性酸素(ROS)と酸化ストレスに曝されている。紫外線は皮膚癌及び皮膚老化における最も重要な環境因子である。紫外線により誘起する主要産物は一般に直接DNA酸化やフリーラジカル生成で,フリーラジカルは迅速生成して迅速分解するが,数時間,数日,あるいは数年間効果を発揮することもある。皮膚における紫外線誘発ROSの生成は,その形成が抗酸化防御能力を超えた場合酸化ストレスを誘発する。酸化ストレス低減は2つのレベル,すなわち紫外線露光の低り,及び/又はROS除去のための抗酸化防御レベル上昇により達成できる。人間の皮膚の唯一の内因的保護はメラニンと酵素的抗酸化物質である。メラノサイトにより蓄積する色素のメラニンは,皮膚表面でのDNA損傷に対する最初の防衛線であるが,完全に皮膚損傷を防止することはできない。防御の第二カテゴリーは修復プロセスであるが,これは損傷生体分子が蓄積する前に,またその存在が細胞代謝変調をもたらす前にそれを除去する。紫外線防護には,更に太陽光曝露の回避,日焼け止めの使用,保護服,及び抗酸化サプリメントなどが挙げられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *皮膚腫瘍 ,  *日焼け ,  *太陽紫外線 ,  *老化 ,  抗腫瘍作用 ,  *酸化ストレス ,  酸化防止 ,  生体防御 ,  酸化防止剤 ,  日焼け止 ,  衣服 ,  生物色素 ,  メラニン細胞 ,  光毒性
準シソーラス用語： メラニン ,  着衣 ,  *皮膚老化

分類 (2件)： 皮膚科学一般  (GF01010N) ,  人間に対する影響  (EE04050V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 皮膚癌 ,  予防 ,  治療 ,  抗酸化物質 ,  役割