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J-GLOBAL ID：201502286393757531   整理番号：15A0116065

半野生型Xishuangbannaキュウリ(Cucumis sativus L.var.xishuangbannanesis Qi et Yuan)では構造再配列および地域順応性の形質を隠している量的形質遺伝子座が分子マッピングにより解明される

Molecular mapping reveals structural rearrangements and quantitative trait loci underlying traits with local adaptation in semi-wild Xishuangbanna cucumber (Cucumis sativus L. var. xishuangbannanesis Qi et Yuan)

著者 (6件)： BO Kailiang (Nanjing Agricultural Univ., Horticulture Coll., 210095, Nanjing, CHN) ,  BO Kailiang (Univ. of Wisconsin, Horticulture Dep., 53706, Madison, WI, USA) ,  MA Zheng (Nanjing Agricultural Univ., Horticulture Coll., 210095, Nanjing, CHN) ,  CHEN Jinfeng (Nanjing Agricultural Univ., Horticulture Coll., 210095, Nanjing, CHN) ,  WENG Yiqun (Univ. of Wisconsin, Horticulture Dep., 53706, Madison, WI, USA) ,  WENG Yiqun (USDA-ARS, Vegetable Crops Res. Unit, 1575 Linden Drive, 53706, Madison, WI, USA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 128  号： 1  ページ： 25-39  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： XishuangbannaキュウリCucumis sativus L.var.xishuangbannanesis Qi et Yuan(XIS)は中国南西部の熱帯産の半野生品種で,少ない光に対する耐性,大きいサイズの果実,重い果実重および熟成果実の新鮮な橙色のようなキュウリの育種に対して非常に有用な幾つかの特異な形質を持っている。この検討ではXISキュウリと栽培キュウリ近交系の交雑に由来する124個の組換近交系(RILs)を用いて,7個の連鎖群で705.9cMをカバーする269個のマイクロサテライト(または単純反復配列)マーカー類からなる連鎖地図を開発した。野生種(C.sativus var.hardwickii),半野生種および栽培種のキュウリの遺伝地図の間での通常のマーカー遺伝子座またはドラフトゲノムスカフォードの配列比較解析から,野生種と栽培種キュウリの間では染色体4,5および7の中の主要な染色体再配列が共有されており,XISキュウリがキュウリ栽培化後の多様化した選抜に起源があることを物語ることが解明された。幾つかのXIS特異な二次的構造変化が染色体1と6の中で特定された。4種類の環境での124個のRILsによるQTLマッピングにより栽培化と選抜関連形質に対する13個のQTLsが特定され,それらは最初の雌花着花時期に対する2個(fft1.1,fft6.1),成熟果実の長さに対する5個(fl1.1,fl3.1,fl4.1,fl6.1およびfl7.1),果実径に対する3個(fd1.1,fd4.1およびfd6.1)および果実重に対する3個(fw2.1,fw4.1およびfw6.1)であった。12個のQTLs中の6個が4種類の環境全てで一貫して検出された。13個のQTLsの中でfft1.1,fl1.1,fl3.1,fl7.1,fd4.1およびfw6.1が関連形質に対して観測される表現型変異の最低限10%を説明する主に影響するQTLsであった。この検討結果はXISキュウリに至る作物進化の細胞学的および遺伝学的基盤への洞察を提供する。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg (outside the USA) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 野生型 ,  *キュウリ ,  *遺伝子地図 ,  構成 ,  配置 ,  配列 ,  *量的形質遺伝子座 ,  中華人民共和国 ,  熱帯 ,  育種 ,  遺伝子 ,  マイクロサテライト ,  連鎖地図 ,  ヌクレオチド配列 ,  染色体 ,  色 ,  植物生理 ,  重量 ,  成熟 ,  表現型 ,  生物進化 ,  分離育種
準シソーラス用語： Cucumis sativus ,  果実の色 ,  果実重 ,  再配列 ,  栽培化 ,  選抜育種 ,  組換近交系 ,  着花 ,  *分子マッピング ,  連鎖群

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： 野生型 ,  キュウリ ,  Cucumis ,  QI ,  再配列 ,  地域 ,  順応 ,  形質 ,  量的形質遺伝子座 ,  分子マッピング