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J-GLOBAL ID:201502286697106995   整理番号:15A0678391

段落ち流れの側壁付近における二次流れの構造

SECONDARY FLOW STRUCTURE NEAR SIDE WALL REGION OF BACKWARD-FACING STEP IN OPEN CHANNEL FLOW
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: I.703-I.708 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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段落ち流れは,再付着点を伴う剥離流れの典型であり,河川の落差工などに見られる。落差工においては,河床の洗掘を防止するために,床止めが設けられているが,出水時に側壁部においても損傷を生じることがあり,段落ち側壁付近の流れの構造解明が必要と考える。段落ち流れの特性に関する研究は,実験および数値計算で進められてきたが,それらは流路の中央部の流れ場において得られたものであり,側壁近傍の流れに関する研究はほとんどない。また,筆者らは,流れの組織構造に注目して,開水路流れの乱流特性を検討し,流れ場に形成された縦渦構造が,二次流れの生成を担っており,段落ち流れ中央部の乱流特性や,開水路側壁部の二次流れの構造について,縦渦構造が主要な役割を果たしていることを,明らかにした。本研究では,段落ち流れの側壁付近における二次流れの構造の特徴と,流れ場に形成される組織構造の特徴,および両者の相互関係の解明を目的として,段落ち流れの側壁付近における二次流れの構造の特徴を,流速計測法および流れの可視化法を用いて検討した。
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分類 (2件):
分類
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河川工事  ,  高速水流 
引用文献 (12件):
  • 1) Nakagawa, H., Nezu, I.: Experimental investigation on turbulent structure of backward facing step flow in open-channel flow, J.Hydr Res,Vol.25, No.1, pp.67-88, 1987
  • 2) 禰津家久,中川博次,天野邦彦,藤本和久:開水路段落ち流れの流速回復過程と再付着点からの組織渦の放出,第31回水理講演会論文集,pp.413-418,1987.
  • 3) Eaton, J.K., Johnston, J.P.: Low frequency unsteadiness of reattaching turbulent shear layer,Turbulent Shear Flows,Springer-Verlag, Vol.3, pp.162-170, 1982.
  • 4) 大本照憲,成合功光,矢北孝一:相対的な再付着点距離の異なる階段状開水路流れの乱流構造,水工学論文集,第46巻,pp.517-522,2002.
  • 5) 鬼束幸樹,秋山壽一郎,造士快竹,森大輔:段落ち流れにおける乱流構造と瞬間圧力との関係,応用力学論文集,Vol.12,pp.841-849,2009.
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