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J-GLOBAL ID:201502286717007441   整理番号:15A0649083

酸性トレハラーゼ,ATM1は昆虫病原菌Metarhizium acridumのin vivo増殖と病原力に寄与する

The acid trehalase, ATM1, contributes to the in vivo growth and virulence of the entomopathogenic fungus, Metarhizium acridum
著者 (10件):
資料名:
巻: 77  ページ: 61-67  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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病原体として,宿主の利用可能栄養素を獲得する能力はその生存および複製の鍵となる。昆虫病原真菌Metarhiziumはトレハラーゼを分泌し,これが昆虫の主要な糖であるトレハロース利用を可能にする。本文では,Metarhizium acridumのin vivo増殖と病原性における酸性トレハラーゼ遺伝子(ATM1)の役割を調べた。表現型解析は,ATM1遺伝子破壊が唯一の炭素源として外因性トレハロースが存在する場合真菌の増殖を大幅に減少させることを示した。バイオアッセイは,ATM1破壊が,宿主昆虫Locusta migratoriaに対するM.acridumの病原力を弱めることを示した。ATM1破壊株(ΔATM1)は,イナゴ血液中で野生型株(WT)および相補性形質転換株(CP)よりもゆっくりと増殖し,これは感染イナゴの血リンパにおける酸性トレハラーゼの活性と一致した。これに対して,ΔATM1感染イナゴにおけるトレハロース濃度はWTまたはCP感染よりも有意に高かった。このように,ATM1の破壊は昆虫の血リンパにおける真菌増殖に悪影響を与えて病原力の有意な減少をもたらしたが,これは,変異株のトレハロース利用不能に起因していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  生物的防除 
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