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J-GLOBAL ID:201502286741770199   整理番号:15A0265557

小フラーレンにカプセル封じした希ガス原子に関する分散補正密度汎関数法を用いた系統的研究

A systematic study of rare gas atoms encapsulated in small fullerenes using dispersion corrected density functional theory
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 88-96  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: C0111B  ISSN: 0192-8651  CODEN: JCCHDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C20からC60までの最も安定なフラーレン構造を選んで,フラーレンケージ内希ガス元素He,NeまたはArのカプセル封じについて,分散補正密度汎関数法を用いて,エネルギー論および幾何学的結果を調べた。炭素原子数の増大に伴う安定性の指数関数的増大を見出した。希ガスカプセル封じに起因するケージの体積膨張について,炭素原子数の減少に伴って,類似の指数関数則を見出した。著者らは,希ガス原子とフラーレンケージとの間のvan der Waals力が斥力相互作用よりも支配的になり始める場合には,分散相互作用が,フラーレンケージのサイズの増大と共に重要になることを示した。希ガス元素のカプセル封じが好ましい最小フラーレンは,He@C48,Ne@C52およびAr@C58であった。C60内での分散相互作用の傾向は,希ガス双極子分極率での傾向に起因して,Ar>Ne>Heの順であったが,一方,斥力は,比較的小さいケージサイズですぐに支配的になった。著者らは,C50において,希ガスカプセル封じのエネルギー論に対する完全な反転を観測した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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原子・分子のクラスタ  ,  分子の電子構造 

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